佐藤優さんに学ぶ、地獄の中での幸せのつかみ方。

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佐藤優さんの獄中日記に学ぶ

最近、佐藤優さん(ムネオハウス事件で有名になった、元外務官僚の方です)の本を読んでいるのですが、彼の代表作とも言える獄中記「国家の罠」に面白い記述がありました。

国家の罠

『この頃になると私も独房生活のコツを少し身につけた。悪いシナリオについてはあまりくよくよ考えず、具体的に危機が迫ったところで知恵を巡らすことだ』(前掲書・第5章から)

国家の罠・第五章

佐藤優さんは冤罪に限りなく近い(と、この本を読むと思える)罪で500日以上も牢に入れられるわけですが、その中で身につけた「ラクに生きるコツ」がこれなのです。簡単に言えば、「わざわざ苦しい時に悪いシナリオは考えるな!」「どうせ後で苦しむんだから、今苦しむ必要はないじゃないか!」ということですね。

苦しみを反芻してもっと苦しむ人が多い

占いやビジネスをしていると、どんどん不幸になる人や、どんどん失敗する不思議な人をよく見かけます。その多くに共通する悪癖が「不幸の反芻」。要するに、悲観と怒りと寂しさのあまり、一度起こった不幸を二度も三度も心の中で味わい返すことです。

こういう人はどんどんエネルギーが失われ、運もなくなり、いざ決断の時に正常な頭脳で物事を考えられなくなります。つまり、ますます不幸になるのです。大阪では串カツのソースは二度漬け厳禁ですが、不幸も二度漬けは厳禁です。

「国家の罠」は検察ファシズムや日露の外交問題をテーマにした本なので、基本的にはかなり重たい内容なのですが、極限状態で戦い抜いた佐藤さんの考え方や、ストレスの解消法には学ぶべき点が多々あります。

誠実だけども手厳しい検察官と不思議な友情が芽生えるところなど、ドキュメンタリーとしても第一級の面白さですので、辛いときに耐える方法を知りたい方は、ぜひお手にとってみてください。