占いの本・おすすめ図書

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おすすめの占い本をご紹介します

このコーナーでは、田中が今まで買い揃えた本の中から、面白かった本・役に立つ本をより抜いて紹介します。

古い書評もそのまま収録していますので、色々と間違っていたり、アホみたいな論説をしているものがありましたら、どうかご容赦をまた。別ブログで2006年~2010に書いていた書評は 「占い本紹介」 からどうぞ。

また、初心者向けの参考書は「占い師になりたい人へのおすすめ書籍」に別途コーナーを設けています。




占いの本の販売書店や貸し借りについて

★日本の書籍はアマゾンのほか、中尾書店原書房鴨書店・東陽堂、その他穴場の本屋で買いそろえていま。台湾書は大体、台北の進源書局。大陸書は香港の上海印書館で仕入れています。

★手に入らない本や、高い本で読みたい!というものがありましたら、田中までご連絡下さい。本の貸し借り、交換などできれば嬉しいです(いきなり「これを読みたいから送って下さい」という失礼なメールを出してくる人がおります。ハナからお返事しませんので、ご理解ください)。拙宅には古本屋などで纏めて買い叩いた、手写しの本や和綴じの古い本など、価値不明内容不明の物も大量にあります。

★新刊書の占い本は amazon.co.jp でほとんど揃います。左記のリンクからお買い上げいただくと、年ウン万かかるサーバー維持費用の一部になります。

「はじめてでもよくわかる!四柱推命」(富永祥玲著・大石眞行監修)

監修の大石眞行先生に贈呈本をいただいたので、さっそく読んでいます。

これは間違いなく、お宝本です。お買い得です。

新書版サイズで税込み1080円、という大変お手軽な本なのですが、命式の立て方から格の取り方、身強身弱の出し方など、しっかり解りやすく書かれています。

大石眞行先生が教室で教えている四柱推命の基礎やロジック(方局や合化など)を体系立てて学べると言うだけで、元が取れるどころか、かなりのお釣りが来るでしょう。行運の鑑定についてハッキリ書かれているのも、入門書としては大変珍しいです。

惜しむらくは具体的な鑑定テクニックの部分と、ロジックの基礎となる理論部分についての言及が少ない点ですが、これはさすがにこのページ数では無理で、専門書を待てということですね!

四柱推命は「つまみ喰い」が難しい占いだと個人的に思っているので、上級者の方には取り入れられる部分が少ないかもしれません。しかし、私のような初級~中級者であれば、四柱推命のフレームワークとして、まず手に取ってみる、自分の勉強と比べてみる、というやり方で、確実にこれからの血肉になるのではないでしょうか。

子平推命基礎大全(梁湘潤・田中要一郎訳)

四柱推命本のなかでは、久々にスーパーお買い得と思える一冊です。台湾や香港で使われている生々しい四柱推命を、スッキリと整理して勉強することができます。

日本の「つるん」とした四柱推命とは違って、神殺や十二神もキッチリ出して、鑑定を進めていきます。

使いやすく当てやすい、験のある四柱推命本になっています。特に神殺の運用や応用のしかた、また本運の鑑定などに特徴があります。

ただし初級向けと解説されている通り「簡便法で一通り当てられるようになったら奥があるからな!理論体系から勉強し直しじゃ!」という構成の本なので、続刊を切実に期待したいところです。

初学の方というより、四柱推命を勉強しなおしたい方や、最近どうにも当たらなくてという方、そして新たなテクニックを自分の四柱推命に加えたい、という方に良いのではないでしょうか。

紫微斗数実占ハンドブック(椎羅)

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椎羅先生の紫微斗数本がとうとう刊行されました。命盤の基本パターンを全て、解説つきで網羅しています。

椎羅流の秘伝(見方)がポコポコ入っており、これ一冊持っていれば、どこでもかなり詳しいプロ並みの鑑定ができるかと思います。

また、紫微斗数の格局について、本邦初公開といったレベルで詳しくまとめられている「紫微斗数格局一覧表」が素晴らしいです。

日本では某派の四柱推命の影響か、格局というものがあまり目立たないのですが、香港や台湾では格局だけの解説書が出ているくらいです。

インド占星術と紫微斗数の関係を論じる人も増えてきましたが、それではあれば格局はやはり見過ごせないファクターでしょう。

Amazonでは手にはいらないので、鴨書店に注文してください。品切れになってもそうそう復刊できないであろう内容とボリュームなので、お早めに!

紫微斗数古訣今鑑(張宏輔・進源書局)

古訣の解説と自分が教えて&鑑定している中で編み出した秘伝だよ!という本。白眉は紫微斗数における格局の解説で、斗数骨髄賦から丹念に拾い出して書いてあります。そして巻末にある「斗数奥訣録」は、各宮別に著者のTips(?)を箇条書きにまとめてあり、意外なヒントがあるやも、です。100ページ近くあるので、この部分がこの本の本体かもしれません。

王亭之談星(王亭之・博益文庫)

「紫微斗数」の星を覚えるならこれだ!ということで、東海林秀樹先生にご紹介いただいた一冊。かなり細かな星まで、詳細に解説されています。中国語も比較的簡易で、読みやすいですね。そして後ろの方には実例やテクニックの解説などもあり、作盤法を除けば、これだけでけっこうな鑑定ができてしまう、かもしれません。なお、王亭之の著作は最近版元が「圓方出版社」に変わり、全て大判に変化しています。古い博益文庫版は文庫サイズなので、こちらの方は持ち運びが容易です。アンチョコとしても重宝するはずですので、ぜひ一冊お探しになってください。

三百例実占秘伝大完(尾栄大寛・日光堂)

人相・墨相(一の字を書くアレですね)・易の実占例を集めた本です。占例ごとに「どうしてそう解釈したか」というコメントがついており、勉強になります。プロの易者さんの実占記録のためか、性病から家の増改築まで占いの内容は多岐に渡っており、個人的には気に入っております。刊行は昭和41年ですが、内容的には戦前戦中のものが多いです。石本有孚先生や紀藤先生なども登場。古書以外では入手不可能だと思いますが、興味のある方は読んでみてください。

心に効くデキる女の知的占い(あまみ啓・双葉社)

この本は「東西占術の基礎知識」+「占い師と占い客の実情」といった構成になっていますが、後者が特に面白いですね。占いに行ってみたいという方に、まずご一読をお勧めします。ずっと上手く占い師を使えるようになると思います。逆に「占い師になりたい」という人は「うわ、こんな相談の相手をせんといかんのか、やだやだ」とショックを受けるかもしれません。また占いマニアの方に朗報。所々に「風水師P」という謎の人物が登場します。

人相学大全(石本有孚・新人物往来社)

相法の本はとっつきにくいものが多く、思いっきり敬遠していたのですが、これは読めそうです。コラム等も充実しており読み物としても面白そうな予感。また読破後感想を書かせて頂きます。

もっともわかりやすい紫微斗数占い(田宮規雄・説話社)

本当にわかりやすい本です。命宮と紫微星の位置から命盤を144タイプに分類し、そのすべてについて金運・仕事運・財運その他について詳細に解説しています。命盤の出し方が少し骨かもしれませんが、紫微斗數線上排盤あたりで自動的に作盤するとラクです。こういったタイプの本って見たことがないですね。これと上のホームページだけで電話占いの鑑定士になれるかも…。

易・占法の秘伝(柳下尚範・国書刊行会)

大岳易の再構成、実践に向けたテクニック集です。加藤大岳先生の名著「易学大講座」は昭和初期のものですが、加藤先生や門人たちの研究がそこで静止していたわけではなく、易学研究誌とともに長い時間を経て進歩しています。ところが、この進歩した部分をざっと解説した本が今まではなかったのです。とにかく役に立つ本だと思います。インドマスターKさんのご助力で入手できましたが、現在は絶版のようです。こまめに楽天や古本屋を探してみてください。いくら払っても買って損しないと思います。

奇門遁甲の研究・実占編(阿藤秀夫・自費出版)

この本ってどう?というおたずねを受けましたので、簡単にコメントをば。前半の遁甲の歴史や参考資料集が大変面白いのですが、「研究」シリーズの特徴として、これ一冊でもう遁甲が使えちゃう、という実用的な所もしっかり押さえてあります。透派の遁甲を押さえたい方に。定価10000円と少しお高いです。

遁甲風水術秘談(内藤文穏)

すぐに遁甲が使えてあなたもハッピー!という系統ではありませんので、そういうのをお求めの方は買わないでください。占いがどうたらこうたらと威張る前に、人間としてこれくらいはやらねば意味ないんじゃないの、という本です。市価3000円から1万円といったところです。

占星術の世界(山内雅夫・中公文庫)

私は西洋占星術をやらないので詳しい内容はチンプンカンプンなのですが、古今東西・世界の占星術にまつわるエピソードや、中世の占い師という存在について面白く書かれております。東洋に言及した部分もあり。

活盤 奇門遁甲精義(黒門・東洋書院)

黒門先生の遁甲本です。一般的(世界標準に近いという意味)な遁甲の本は国内ではこれくらいではないでしょうか。実際に使ってみたいという方にお勧めです。

全伝 奇門遁甲〈上巻〉(黒門・東洋書院)

黒門先生の遁甲本、久しぶりの専門書です。あまりにも内容豊富のため、2分冊になったとか。こういう本は上巻が売れないと下巻が出なかったりするので、みんなで買いましょう!

四柱推命 暦と運命学の科学的アプローチ(松倉考宗・ラッセル社)

理系の運命学書です。推命法よりも、干支とは・干支暦とはという部分に多くページを割いており、暦に興味を抱いている方ならとても楽しく読めると思います。また合や剋に関しても、科学的な考察を試みている意欲的な一冊です。付録のフロッピーには命式作成ソフトがついています。値段も2000円前後とお奨め。

子平の研究・実占編(阿藤秀夫・御子神龍二・自費出版)

最近武田さんと阿藤さんの本が売れなくなっているそうですが、この本は内容が面白いので、透派をやらない人も買われて良いと思います。とにかく推命を即実践できるように、取用から従不従の決定まで、完成品とも言えるアルゴリズムが出来ています。当たる当たらないは兎も角として、面白い本です。定価10000円。

緒方泰州全集7 滴天髄輯要(緒方泰州・中尾書店)

阿部泰山の「滴天髄」は大変読みにくいのですが、こちらは実践的で、なおかつ現代的な解釈がなされていると思います。滴天髄を読み始めるなら、これが一番良いのではないでしょうか。値段も4800円くらいですので、求め安いです。

四柱推命は中国にあり(陳晃華・リベール出版)

五行の生剋を重視する方式と、神殺を併用した推命の入門書(??にしてはレベルが高い)です。貧富や貴賤が一目で分かる表など資料が豊富で大変面白いのですが、万年暦が一般のものと違いますので、その点考慮する必要があります。絶版本。3000円前後で時折あると思います。

四柱推命術本義(横井伯典)

基礎部分は捨て置かれている感じです。格や用神、扶抑に対する説明が欠如しているので、初心者がこれから入るのは厳しいと思います。この本はあくまで「神殺の使い方、経験則的な十二運推命、そして変通星の精密な解釈」の本です。いわゆる「あてもの推命」を突き詰めた良書だと思います。変通星の解釈部分は内容が濃く大変面白いです。お値段は高めで10000円、万年暦付き。高い。

独楽兵法の妙  八門遁甲研究50年 人生に活力の虎の巻(内藤文穏・東洋書院)

内藤先生の本です。占いで自分の性格が悪くなってはどうしようもない、と強く感じておられるようで、同じく感じていた私には目からウロコでした。この本はそういった生き方を戒める内容が半分、術に関するものが半分です。5000円前後で手に入ります。開運法の基礎として強くお勧めします。

三元奇門遁甲秘伝(内藤文穏・自費出版)

ブックレットのようなサイズです。いまでは1万も2万もする本ですが、2年前に古本屋で500円にて発見。内容の充実度に大変喜んだのを覚えています。これも上記の本と同じような内容ですが、挨星法の時盤が載っています。市価は10000円から。

四柱推命十干秘解(佐藤六龍・香草社)

数ある香草社の書籍の中で、私が唯一「買った方がいいと思う!」と勧められる本です。要するに神峰通考(干と干の関係について解説している古い文献)の解説本なのですが、オマケもついていてお買い得です。たしか5250円です。手に入るなら下の「神峰通考 干支体象詩」のほうがオススメです。

神峰通考 干支体象詩(平岡公丈/平岡滴宝・自費出版)

平岡滴宝先生の本です。平岡先生は亡くなられていますが、奥様があとを継がれたようで、まだ本が大阪の中尾書店で手に入ります。
4000円と廉価ですが、内容は充実。香草社の本は干のみですが、こちらは支の詩も掲載されており、実践例も豊富でまさにお買い得だと思います。透派でない方でも、読めば鑑定のレベルが上がると思います。

新訳滴天髄(平岡公丈/平岡滴宝・自費出版)

同じく平岡先生の本です。4000円で手に入る滴天髄の和訳ですが、内容はしっかりしていますので、まずこれから読まれると良いと思います。ただし、タネ本が香草社のものですので、少し解釈が透派よりです。

子平学四柱推命法深書(平岡公丈/平岡滴宝・自費出版)

平岡先生の研究書です。十干の体象、作用、相互関係について大変詳しく書かれており、1万円は安いと思う本です。ドキュメント風の命譜、優しさのあふれる文体、大変良い本です。同じく中尾書店で購入できますので、早めに手に入れておかれてはと思います。

あなたの運命のすべて(平岡咲子・自費出版)

平岡先生の奥さん、咲子さんが書かれた入門書です。1500円と安価ですが、わかりやすく、きちんとした現代風の推命を解説しています。格の取り方など合理的で、初心者が読むには良いと思いますが、ここで満足せず、もう一歩別の世界へ進むと良い気もします。平岡先生が亡くなった後、今は咲子さんが活動をされているそうです。こういうご夫婦ってうらやましいですね。

未来予知学としての四柱推命入門(武田考玄・秀央社)

2000年の大晦日にお亡くなりになられた、武田先生の本です。いろいろと賛否両論が激しい人で、この本もお薦めすると各方面から噛みつかれそうなのですが、ドクター・コパの風水本ばかりの一般書店において、気軽に手に入る占いの本では出色の出来だと思います。シリーズの遁甲本は異端といえます。2000円ほどです。

飛星紫微斗数闡秘(鮑黎明・東洋書院)

待望の復刻版が出ました。日本語で書かれた紫微斗数の本は何冊か読みましたが、理論構成や細かい星の象意などは、今でもこの本が一番充実していると思います。
残念ながら鮑先生が早世してしまったため、四化などの近代的技法についての解説部分がありません。しかし永遠のスタンダードとして持っておくべき本です。
内容が酷似した安いパクリ本もありますが、こちらをお勧めします。

紫微斗数占法要義(東海林秀樹・東洋書院)

こちらも内容は充実しており、どんな占いか勉強してみるにはこれが良いと思います。値段は安いし盛りだくさん。市販本で動盤の四化について言及しているのはこれくらいではないでしょうか。こちらはまだまだ手に入ります。

完全マスター 紫微斗数占い(東海林秀樹・説話社)

東海林秀樹先生の新刊です。
ご本人いわく「紫微斗数の本はこれが最後」ということで、書けるものを出し惜しみなく盛り込んだという一冊。内容は飛星派の技法が主で、特に四化の運用や動盤、行運の鑑定法については、日本国内で出版された本の中ではダントツの詳しさでしょう。
ページの半分が暦になっていますが、これは「完全マスター」として一般流通に載せる以上は仕方なかったようです。
東海林先生いわく、本文を二段組みにして文字を小さくしているので、文章量としては一般の専門書と変わらないそうです。

大六壬占術(中井瑛祐・中尾書店)

たぶん、日本語で書かれた六壬の入門書では最高のものだと思います。ナニナニ活用秘儀などでは当たらないという方は、是非読まれては如何でしょうか。六壬の奥の深さが判ります。
絶版で値段が上がってきているので、5000円前後なら買われるのをお勧めします。

ちなみにこれ、泰山系のためか「賊は剋に優先する」という作盤法にかかわるきわめて大事な部分について書かれていません。これで偉い悩んだのですが、私は御子神龍司さんのテキストを併読してクリアすることができました。あわせて、北斗柄先生のテキストを探して併読されればさらに良いと思います。

安倍晴明「占事略决」詳解(北斗柄/松岡秀達・岩田書店)

北斗柄・松岡秀達先生による六壬のテキストです。占い師というより文献学や習俗の研究家に向けて書かれている側面があるため、すこし読みにくいとは思いますが内容は充実しています。大いに推薦。

占いの珍書!ご紹介

というわけで、私の持っている占い本の中から「聞いたことはあるけど実物は見たことないのー」というモノを抜粋して見た目だけお届けするコーナーを作りました。ではどうぞ…!

中日星相術第一次文化交流聯誼會

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中日交流のために作られた論文集?のようです。中華民国星相学会理事長陳裕文氏の「占術の21世紀に於ける時代価値」、同顧問張廷榮氏の「中日占術の異同」という論文を収録。日文訳つき。読みたい人います?

神秘命學紫微運命秘講

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東海林先生が自著の中で「泰山は戦前にも弟子を集めて紫微の講義をしたり、本を出していた」といったことを書かれていたように記憶しておりますが、これがそのテキストのようです…と思ったのですが、昭和25年の刊であると確認されました(残念)。全635頁の大著。

現代易

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古い占いの雑誌とか同人誌って面白いですよ。

実占研究

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よく易研と並べて語られることが多い同人誌です。表紙がいきなり目次になっているので、サービスで左の画像をクリックすると拡大されるようにしました。面白そうでしょう?
大阪の中尾書店で大量に購入しました。こういう同人誌って、今作ってる人いるんですかねえ。私が作りましょうかねえ。ううむ。というわけで、仲間といっしょに作りました