「占い師になりたいんですが」「占い師になるにはどうしたらいいのですか?」というご質問を時々戴くようになりました。中にはかなりトンチンカンというか、占い(&占い師)についてヘンな認識をされている方がおりましたので、とりあえず占いについて、占い師について、私に解る事だけ書いてみようと筆を執ることにしました。
現役占い師の皆様、占い師志望の皆様からのご意見・ご感想・ご質問もをお待ちしております。ご芳名帳からお寄せください。
基本的には、以下の3ルートが占い師デビューへの主な道になります。
1)占い師に弟子入り(もしくは講習生として通う)し、デビューまで指導してもらう。デビュー先の斡旋も受ける。
2)占い学校や占い教室に入学し、デビューまで指導してもらう。デビュー先の斡旋も受ける。
3)独学で学び、デビュー先も自分で探す。
占い師…というと前近代的な徒弟制度を連想される方がいらっしゃるようですが、ネットで占いサービスをしている占いの館や、占いテナントを展開している 開運館E&E 、また電話占いの会社で面接を受けることで、独学者でもデビューが可能です。道ばたでいきなり占いの店を開く(日本には道ばたで店を開く際に、警察以外の武装組織に安全保障を有料で頼むという慣例がありますので、ご注意を)ことも可能で、占い師になる方法は多岐に渡ります。とはいえ、やはりどこかの占い師さんに弟子入りしている人が有利だと思います。色々と現実面で指導が受けられるので…。
※余談ですが、個人的には電話占いでデビューするのは精神的にキツいのではないかと思います。この仕事をしている占い師さんが周りにいますが、その方は「電話で一日何時間も占いをするので疲れる上、不倫と復活愛の占いばかりでイライラする。それに占い師としてのキャリアや指名がないと報酬が上がらない…」みたいなことをみなさん仰っていました。
一番多いご質問は「占い師になるためには資格が必要なのですか?」「どこで占い師の資格を取ればいいの?」「占い師の学校って…」というもの。
結論から申し上げて、占い師に資格は必要ありません。「占い師資格」や「占い師認定証」を出している団体がありますが、あくまで民間団体の出している民間資格ですので、持っているからと言って何があるわけでもありません。ただし、所属団体内で占い師として独立させてもらう際には必要、ということはあるようです。
日本では占いに関する公的な資格はありません。社団法人占い師○○会や学校法人占い××学園が出している資格だから公的なものだ、というわけではありません。従って基本的に「私は占い師です」と宣言して、人様からお金を貰った時点で占い師になってしまうわけです。
このご質問もよく戴きます。結論としてはやはり「好きなだけ」でしょう。気学の入門書を片手に占うおばちゃんや、フ○ーチュンソフトの出力結果を言うだけの占い師の存在もポコポコとご報告頂いています。名乗ればあなたも占い師…というのが実情ですが、ただ個人的には最低5年くらいはじっくり修行した方に見て欲しいなあと思います。
占い師といっても、気休めの復活愛占いなり不倫占いから、真剣な進路のお悩みまで、依頼されることは多岐に渡ります。従って占いのテクニック以前に、社会経験や人間としての常識がない方も私はパス。お客の目から見た「占い師像」というのは、あんがいこんなところで選別されているのではないでしょうか。占い師としてFPや臨床心理士、その他の資格を取る…というのも、これからは営業ツールとして有用なのかもしれません(ちなみに筆者はファイナンシャルプランナーの資格を取りました)。
占い師のみなさんが主催されている教室や通信教育、またアカデメイア・カレッジ、タリムなどの大手スクール、また中規模の占い師スクールで占いを学ぶことができます。近いうちに推薦(と書くと口幅ったいのですが)占い師スクールリストなんかを書いてみたいと思います。占い掲示板の占い師になりたいスレッドで相談されるのもいいと思いますよ。
まとめると、自分で占いサイトを立ち上げて、占い師だと名乗って、占いをして、お金を取っても合法ということです。宣言さえすれば、いま即あなたは占い師です。ただし、特定商取引に関する法律云々といった諸法令を遵守しないといけないのは当然のことです。
占い師ビジネスをはじめるための本、というのも最近ポツポツと出てきました。

誰も教えてくれない〈占い師〉の始め方・儲け方(李水明・ぱる出版)
占い師になるために必要な資質・勉強・開業・経営のプロセスをざっくばらんに解説しています。即実行に移せる、というほど詳しくはないのですが、インターネットと組み合わせれば容易に実行することが可能でしょう。接客や税務に関する心得は必読だと思います。
それにしても、この本にある通り「占い師」というのは参入障壁の低いビジネスだと思いますが、回していく(占い師として食える収入を得る)のは大変そうですね。
占いの勉強をする参考書が欲しい、という方は、当サイトで提供している「良書・珍書紹介」のコーナーや、「占いの本Blog」を参考にしてみてください。また「占い掲示板」で礼儀正しく書き込めば、諸先輩方が色々と教えてくれるかもしれません。もし皆さんからのアドバイスで占い師になることが出来たら、是非他の占い師を志望する皆さんのために、今度はアドバイスをしてあげてくださいね。
ネットでの通信鑑定には、特定商取引法(旧:訪問販売法)による規制が適用される場合があります(個人でも同様です。厳格に法解釈をすると、鑑定業を営むサイトは概ね適用されると言ってよいでしょう)。同法では広告の表示(店主は誰だ、返品のルールはどうだ云々)をホームページに表示したりする義務があるほか、顧客に誤解を抱かせるようなページ造りをした場合、行政処分の対象となる可能性があります。開業される際は注意された方が良いでしょう。詳しくは経済産業省のページをどうぞ。
ここからは筆者個人の宣伝です。インターネットで占い師ビジネスを始める際には、内容の構成(使用占術、プロフィール等をきちんと書く)を練ってクオリティが高く使いやすいホームページを作り、動線を最適化し、サーチエンジン対策を施すといった準備が必須です。できれば個人のホームページと、占い師としてのビジネスのページは分離させるべきてもあります。占い師はお金と相手の個人情報と人生を預かるわけですから、お客さんとしてはうさんくさい占い師には飛び込みたくない!というのが本音だろうと思います。
こういった仕事はまともな業者に依頼すると、軽く50万以上のお金が飛んでいきますが、うち(大久保占い研究室の家主。プロです)にお任せいただければ、市価の2/3〜1/2程度の工賃で標準以上の施工をいたします。ご興味のある占い師さんはお問い合わせ下さい。既存ホームページのオーバーホールも承っています(ともに有名占術家さんからの受注実績があります)。
というわけで、まとめです。
・占い師になるには資格はいらない
・そもそも公的な占い師の資格はない
・なので、占い師を名乗った時点であなたは占い師
・ただし、占い師も商慣習や法には拘束される
・占い師育成の学校はいっぱいある。独学でもいい。師匠についてもいい。
・困ったら 占い師になりたい! で相談してみては。
■大久保占い研究室 その他のページもどうぞ
家主・田中(tanaka_d@pinkvalley.com) … メールはこちらまで。
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