占い師の考える本物の相性占い

著者・田中(あらいちゅー)の自画像田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師田中(あらいちゅー) @araichuu Twitter

相性占いを使いこなすのは「お客さん」

世間一般の相性占いは、意味のない占いです…と断言しても大言壮語では無いと思います。
なぜなら、相性占いで相性が良いか悪いか解ったところで、意中の相手と結ばれるとは限らないからです。相性占いを求めるクライアント(お客様)が知りたいことは、単なる「人間としての相性」ではなく「結ばれる可能性があるかどうか、この相手と一緒にいて幸せになれるかどうか」でしょうし、そうでなくては好意のベクトルが無味乾燥な情報として出てくるだけで、実りがあるとは思えないのです。




占い師の考える本物の相性占い

そもそも相手と結ばれるかどうかを「相性占い」と定義すること自体が(現実的には)間違いで、既婚者や現在の恋人との将来を考えるために「相性占い」を行う…というのが「ほんとう」のありかたではないでしょうか。
好きな相手と結ばれるか…という悩みがあれば、ストレートに占い師に「好きな相手と結ばれるでしょうか」と鑑定を頼むべきで、もっと言えば相性が良くても結ばれないケースだって多々あるように思います。相性の良い相手と結ばれたとしても、幸せでない可能性もあります。ウィンザー公とシンプソン夫人のように、二人の間に横たわる困難や、社会的障害を乗り切れる人間は少数はではないかと思うのです。

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