ザッパラスさんが赤字転落でいよいよ雲行き怪しい件

お友達にも教えてあげてください!

ザッパラスさんの決算短信が厳しい内容で驚く

ザッパラスさんは占いコンテンツ業界のリーダーです。ここが沈めば占い業界全体が沈む…ということで、決算の内容には目を通すようにしています。

先日、昨年度分《平成30年4月期決算短信》の決算が出されたのですが、その内容が想像以上に厳しくて驚きました。

売上高:44億800万円(前年同期比-9.0%)
営業利益:▲6億9500万円(同2億9400万円の黒字)
経常利益:▲7億円(同2億9800万円の黒字)
純利益:▲8億6300万円(同1億3400万円の黒字)

官報ブログさんは「先行投資要因が大きそう」と書いていますが、やはり「占いフェス」や「占いTV」あたりの費用負担がキツく、また、うまく自社コンテンツとのコンタクトポイントにできていないのではないかと思います。

「占いフェス」と「占いTV」が収益に貢献していない

「占いTV」は単純にトラフィックが足りず、自社コンテンツへの流入点も見えないというのが課題です。こちらは、やりようによっては戦えるかもしれません。

実際にザッパラスさんも、コンテンツを内製化して費用を削りつつ、よりユーザーとコンタクトする番組内容を目指すとしています。

そして「占いフェス」は直近の開催で3日間・5万人を動員しているにも関わらず、いまだ売上に貢献できていないので、体験型占いテーマパークで話題を作ればオッケーみたいなところから脱皮しなくてはなりません。そうでなければ、企画を継続する意味自体が会社として微妙、という気がします。

占いTVと売上フェスに関しては、中長期的な視点から継続的に投資していくようですが、会社の売上が50億円を割り込んでおり、テレビ型の動画コンテンツサービスや大規模なフェスイベントを支えていけるだけの企業規模なのかは、やや疑問ではあります。

手元資金などもきわめて潤沢とは言えない水準ですので、経営的に考えると、あと一年から二年くらいで結果を出さなくてはなりません。

そして、頭が痛いのは本業の退潮です。今期売上の減少はコンテンツの受託開発をやめたことが大きな要因ではあるのですが、モバイルサービスのセグメント売上自体も▲12%となっており、占いコンテンツを売るというビジネスモデル自体の退潮に歯止めがかかっていないようです。

ザッパラスの男気は買いたい

以上のように、決してよい数字にはなっていないのですが、それでも「占いフェス」や「占いTV」といった、ある意味ハコモノに近い仕掛けに投資していくというのは、企業として大したものだと思います。

このままやと共倒れや、わしらが先陣を切るから占い業界自体を盛り上げていこうやないか、という、マーケットリーダーの気概すら感じます。

そんなわけで、決算書の内容は相当に厳しいのですが、ザッパラスさんの挑戦がうまくいくことを、普通に本心から願っております。

細木数子さんのコンテンツで一世を風靡したサイバードは、占いコンテンツを別会社に切り出して、本体は乙女ゲーに特化してゲーム会社として売却されることになりました。

占いはもう、上場企業が取り組めるような、マスなモノではないのかもしれませんね…。

占いコンテンツは冬の時代?

ガラケーからスマホになり、サイトからアプリの時代になって、占い師が占いコンテンツで儲かった、という話はとんと聞かなくなりましたね。

活動が目立つのは一部のリアル店舗やLINE占いの代理店さんくらいで、やはりアプリではなく体験の時代になっているのではないかと思います。

これを破壊するためには、継続課金型の「占い師AI搭載Vチューバー」くらいの大ネタが必要ではないかと思うのですが、これこそ日本の小さな会社にできるような話ではないですかね…。

お友達にも教えてあげてください!

タロット占いはいかがですか

恋愛運や仕事運について知りたい、何かを決断したい、そういうご要望はありませんか。迷ったときは当たると評判の、無料タロット占いをお試しください。

大久保占い研究室・田中の自己紹介

占い愛好家。立教大学大学院卒。
四柱推命、紫微斗数、周易、奇門遁甲と、10代のころから東洋占術の研究を始め、気がつけばもう20年経ちました。本業の会社経営に活かすため、亀のようなペースで学習中です。詳しくは田中のプロフイールからどうぞ。