田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師
羅刹日(らせつにち)とは|七曜×27宿で算出する宿曜占星術の大凶日

羅刹日(らせつにち)は、宿曜占星術における大凶日です。曜日と日宿の特定の組み合わせで成立し、何を始めても災難や禍いを招きやすいため、一切受け身で過ごすのが良いとされます。
羅刹日の判定表
羅刹日も曜日ごとに対応する1宿が定まっています。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 胃宿 | 鬼宿 | 翼宿 | 参宿 | 氐宿 | 奎宿 | 柳宿 |
日曜に胃宿、月曜に鬼宿、火曜に翼宿——という7通りの組み合わせのいずれかに当てはまる日が羅刹日です。各組み合わせは約27日に一度巡ってきます。
「羅刹」の意味
「羅刹」はサンスクリットのラークシャサ(rākṣasa)の音写で、古代インドにおいては人を害する鬼神を指しました。仏教では仏法に帰依した羅刹(羅刹天)は守護神となりますが、未調伏の羅刹は災いをもたらす存在とされます。
羅刹日は、その象徴的な「災いを呼ぶ気配」が満ちる日として、伝統的に最も警戒される凶日とされてきました。新たな志を立てたり、勝負に出たり、契約を結んだりすると、思わぬ障害が現れて事が崩れやすいと考えられています。
羅刹日に避けるべきこと
- 新規事の開始——起業、転職、引越し、新規プロジェクトの始動
- 大きな契約・決断——婚姻届、不動産売買、高額の購入、退職届
- 勝負ごと・交渉——競技、商談、価格交渉、訴訟関連
- 遠出・冒険——長距離移動、危険地帯への立ち入り、未経験の挑戦
- 戦い・対決——攻撃的な発信、論争、対立を煽る言動
「一般には戦いを始め、あるいは守勢から攻勢に転じるなど、思い切って積極策に出るのによい日」とする少数の解釈もありますが、これは大凶のエネルギーを逆手に取って一気に勝負を決める高度な使い方であり、初心者向けではありません。基本は受け身で過ごすことが安全策です。
羅刹日にしてもよいこと
受け身の過ごし方が吉とされるため、次のような穏やかな行為は問題ありません。
- 休養・睡眠を多めに取る
- 掃除、片付け、不要物の整理
- 過去の振り返り、日記を書く
- すでに進めている定型作業の継続
- 家族や親しい人と静かに過ごす
新たな波風を立てず、これまでの流れを淡々と続けることが、羅刹日を無事に乗り切るコツです。
羅刹日の宿の意味
羅刹日に対応する7つの宿はいずれも、曜日の星と組み合わさったときに波乱・対立・突発の気配を強める性質を持つとされます。胃宿は欲求と消化、鬼宿は霊感と異界、翼宿は自由と離別、参宿は勇猛と速攻、氐宿は守りと固執、奎宿は意志と摩擦、柳宿は情念の暴走——それぞれが曜日の星と緊張関係を作ることで、平穏が乱れやすい日になると説かれます。
甘露日・金剛峯日との関係
七曜×27宿の三大日は、甘露日と金剛峯日が吉、羅刹日が凶という構造になっており、各曜日に1宿ずつ対応するため、年間を通じて均等に出現します。重要な決断は吉日を選び、リスクの高い行動は凶日を避ける——この組み合わせで日取りを設計するのが宿曜占星術の基本的な実用法です。
あなたの最寄りの羅刹日を確認する
宿曜占星術27宿自動計算ツールでは、今日が羅刹日かどうかを自動判定し、該当日には赤系の円形バッジを表示します。今後30日間のカレンダーにも羅刹日マーカーが表示されるため、重要な予定を組む際に該当日を避ける目安として活用できます。
よくある質問
羅刹日に絶対やってはいけないことは何ですか?
新規事の開始(起業・転職・引越しなど)、大きな契約・決断、勝負ごとや交渉、遠出や冒険、戦いや対決の発信は伝統的に避けるべきとされます。すでに進めている定型作業を継続するのは問題ありません。
羅刹日と宿関係の「壊」の日は同じですか?
別の概念です。「壊」はあなたの本命宿と日宿の関係から決まる個別判定であるのに対し、羅刹日は曜日と日宿の組み合わせで全員共通に決まる日運判定です。両者は重なることもあれば、別々に訪れることもあります。
羅刹日は1日中ずっと凶なのですか?
宿曜占星術における日運判定は日付単位での評価であり、時刻による細分化はしません。ただし大事を避け、休養や整理、家族との静かな時間に充てるなど、過ごし方次第で穏やかに乗り切ることができます。
「羅刹」という言葉はどういう意味ですか?
サンスクリットのラークシャサ(rākṣasa)の音写で、古代インドにおいては人を害する鬼神を指しました。仏教では仏法に帰依した羅刹(羅刹天)は守護神となりますが、未調伏の羅刹は災いをもたらす存在とされます。

