占い師になるには? 占いを一生の仕事にする方法

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占い師になるには学び方とデビュー方法が大事

占い師になるには? 占いを一生の仕事にする方法

占い師になるには、占い学校で学ぶか、占いの本で独学するのが一般的です。

その後はSNSで無料鑑定をこなして腕を磨き、占いの館や電話占いのオーディションを受けて、プロデビューする人が多いようです。

これから占いを学び始めるという人は、タロットや四柱推命からスタートするのが良いでしょう。

占いの資格は取ったところで役に立ちませんから不要です。また、霊感がなくても大丈夫です。

占い師として素質が求められる面はたしかにありますが、計算やコミュニケーションの能力というよりは、我慢強さと優しさが必要です。これは心がけと訓練でなんとかなります。

結論として、一人前の稼げる占い師になるには、正しい方法で学習し、デビューの準備を十分にすることが肝心です。

このページでは、占いの学びかたからおすすめの占い学校の紹介、開業するための手順まで、占い師になるための具体的な方法をご案内します。

の3部構成になっていますので、気になるところからお読みください。

  1. 占い師になるには学び方とデビュー方法が大事
  2. 占い師になるための勉強法
    1. 1.占い師に弟子入りして勉強するルート
    2. 2.占い学校に通うルート
    3. 3.独学(通信講座を含む)するルート
    4. 4.おすすめの占い学校・占い講座・占い教室
  3. 占い師デビューの方法
    1. 1.占いの館に採用してもらう
    2. 2.電話占いのスカウトに応募する
    3. 3.ココナラなどのスキル販売サイトでメール鑑定をする
    4. 4.SNSで活動して口コミを育てる
    5. 占い師・副業占い師として独立開業する方法
  4. 占い師になるには?Q&A
    1. Q.占い師に資格は必要ですか?
    2. Q.独学でも占い師になれますか?
    3. Q.占い師の勤務時間はどうなっていますか?
    4. Q.占い師の仕事に霊感は必要ですか?
    5. Q.どの占いから勉強するべきですか?
    6. Q.電話占いの仕事について詳しく教えてください
    7. Q.占い師になるためにはどういう本で勉強するべきですか?
    8. Q.相談者から悪い気を受けるのが怖いです。
    9. Q.西洋占術と東洋占術のどちらを学ぶべきですか?
    10. Q.占い師の素質ってどんなものですか?
    11. Q.占い師になれるのは何歳までですか?
    12. Q.占い師の年収はどれくらいですか?
    13. Q.占い師も税金を払う必要がありますか?
    14. Q.お金をとって占いをするとバチが当たると言われましたが…?
    15. Q.株やギャンブルについての相談を受けてはいけませんか?
    16. Q.占い師は不幸になったり呪いを受けたりすると聞いたのですが…?
    17. Q.占いのアプリやコンテンツを作りたいのですが?
  5. 【まとめ】占い師になるには知識が必要・稼ぐには努力が必要
    1. 占い師になるには・関連ページ

占い師になるための勉強法

占い師デビューのルート 弟子入り、学校、独学から実占練習を経て電話占い会社などからデビューする

占い師になるには数ヶ月から数年の勉強が必要ですが、主に3つの学び方があります。

  1. プロの占い師に弟子入りする。
  2. 占い学校や占い教室に入学する。
  3. 独学(本・通信教育・通信講座など)で学ぶ。

どのルートで学ぶかで、デビューまでの道のりも変わってきます。それでは、詳しく見ていきましょう。

1.占い師に弟子入りして勉強するルート

まずは占い師に弟子入りしたり、占い師が運営している個人教室の受講生になって勉強するルートです。このルートのメリットは、

  1. 占い勉強を基礎からしっかり指導して貰える。
  2. 先生のコネクションでデビューまでの筋道をつけてもらえる。
  3. 同、メディアやコンテンツ制作会社を紹介してもらえる。
  4. 仕事や学習で困ったときは先生や仲間に相談できる。

以上の4つです。

弟子入りと言っても、門下生を自宅に住み込ませて…という古風な先生はほとんどいなくなりました。基本的に大御所クラスの占い師たちは、自分の主催する占い教室や、マンツーマン講座で占いを教えており、弟子というよりは先生と受講生といった関係になります。

気になる先生がいたら、まずはコンタクトをとって、教室を見学させてもらいましょう。初心者の方や、遠方からの方も普通にいるので、遠慮は不要です。

メリット1.占い勉強を基礎からしっかり指導して貰える

大御所の先生は年をとっても占いを学び続けている人が多く、レベルの高い最新の占いを学ぶことができます。また大御所占い師同士のネットワークがあるので、他に勉強したい占いが出てきたときに、専門家を紹介してもらえるでしょう。

メリット2.先生のコネクションでデビューまでの筋道をつけてもらえる

大御所から中堅クラスの先生であれば、ほとんどの人は占いの館や電話占い会社とコネクションがありますから、デビューへの道筋はかなりハッキリと見えてきます。また出版の際に、共著のような形式で先生の名前が使えるのも大きいです。

メリット3.メディアやコンテンツ制作会社を紹介してもらえる

このルートは独学や占い学校に比べて、占い師としてデビューするのも、占い師として食えるようになるのも、比較的ハードルが低くなると思います。なにより、同門の先輩や同輩がいるというのが相当に心強いはずです。

メリット4.仕事や勉強で困ったときは先生や仲間に相談できる

占い師をやっていると、仕事や勉強で行き詰まるタイミングが必ずやってきます。仕事の手伝いや代役をしてくれるヘルプの占い師さんが必要になることもあります。こういう時に、同門の先輩や同級生がいるというのは心強いです。

占いを勉強する期間はやや長くなる

弟子入りする場合、学習期間はやや長め(一門でずっと勉強していくものなので、はっきりした卒業という概念がありません)で、ひと通りのマスターまで2年ほどかかり、そこから先は学びたいだけ続けるという形が多いようです。費用としては十数万~数十万といったところだと思います。

占いを勉強するコストはやや高くなる

私が師事した香港の風水師の先生は、しっかり教えるかわりに受講料もしっかり取る先生だったのですが、2年間の講座でおおよそ30万円程度の受講料でした。一般的には1科目をマスターして15万~20万円程度が目安ではないかと思います。

2.占い学校に通うルート

続いてもっとも一般的な、占い師になるために学校に通うというルートです。こちらは、

  1. 勉強を継続しやすい。
  2. ほどほどの学費で勉強できる
  3. 弟子入りや個人教室ほど入門のハードルが高くない。
  4. 卒業後の進路や就職先の斡旋を受けられる。

この4点がメリットです。

メリット1.勉強を継続しやすい

大手の占い教室は渋谷や心斎橋といった好立地にあることが多く、通いやすいのが特徴です。また長年の経験からカリキュラムが練り込まれていますし、補講制度など学校形式ならではのメリットもあります。何より、自分で師匠を見つけて教室や講義に飛び込むといった心理的なハードルの高さがありません。

メリット2.ほどほどの学費で勉強できる

学費は一般的には1科目をマスターして15万程度が目安ではないかと思います。ただし、実際に鑑定を行うには2科目から3科目のマスターが必要かと思われます。占い師さんに弟子入りするよりはリーズナブルに学べるでしょう。

メリット3.弟子入りやマンツーマン講義ほど入門のハードルが高くない

弟子入りやマンツーマン講義は先生を自分で探して、学費やカリキュラムを相談して組み立てていく必要があります。また先生との相性が悪いと勉強を中断するほかありません。この点、学校は勉強のはじめやすさ、先生えらびの容易さという点でハードルが低くなります。

メリット4.卒業後の進路や就職先の斡旋を受けられる

弟子入りルートほどの手厚さはありませんが、デビューまでのサポートを受けられることが多いです。学校付属の占い館を持っているスクールも多いので、それに注目して学校を選ぶのも良いでしょう。

しっかりした占い学校は少ない

残念ながら、しっかりした大手の占い学校というのは東京・大阪くらいにしかありません。後述しますが、関東圏(東京)ではアカデメイア、日本易道学校、アルカノン・セミナーズ、関西圏(大阪)ではカイロンさんくらいではないでしょうか?

東洋占術に限って言えば、広島の現代風水研究会(白鶴易人老師・安藤成龍先生)の教室が私の周りでは評判が良いです。ただし、直接の面識がないので委細は存じ上げません。九州・中国地区の皆様のために一文添えておきます。

占いを勉強する期間は1年が目安

学習期間としては最低1年くらいを見てください。一度にふたつほどの占いを受講する人が多いようです。後述するように、2種類の占いをマスターすれば実践で鑑定することが可能になります。

3.独学(通信講座を含む)するルート

最期に独学(通信教育・通信講座を含む)です。こちらは、

  1. 勉強の時間を自由に配分できる。
  2. 学習コストが安い。
  3. 地方在住や未成年でも勉強をはじめられる。

というメリットがあります。

メリット1.勉強の時間を自由に配分できる

独学最大のメリットはこれです。仕事のあとやダブルスクールで占いを学ぶのは、精神的にも肉体的にもかなり大変です。独学であれば休みの日やスキマ時間を利用して、効率的に勉強することができます。しかし、自身できちんとスケジュールを管理しないと勉強が先に進まないこと、自分で勉強のゴール(どこまで学べはデビューできると判断するか)を設定する必要があることには注意してください。

メリット2.学習コストが安い

独学であれば、書籍以外に出費がありません。現在はよい入門書や高度な教材が書店で簡単に手に入るようになりましたので、独学のメリットが大きい時代だと言えます。占い師としてデビューするまでのトータル費用に関しては、5万円から15万円といったところではないでしょうか?

また、占いを独学するためのおすすめの教科書についてもまとめておきましたので、参考にしてください。

占い師になるためのお勧めの占い本【初心者・中級者向け】
占い師になりたいという初心者や、占いをもっと知りたいという中級者のみなさまに、おすすめの占い本をご紹介します。タロットや四柱推命など、占術ごとに選んだ信頼できる本たちです。

メリット3.地方在住や未成年でも勉強をはじめられる。

お金のない未成年者でも古本を探すことはできますし、地方在住の方でも通信教育で学ぶことができます。独学は勉強をはじめる敷居が低いので、まず一人でお金をかけずにやってみる、というアプローチも大いにありだと思います。

独学で占いをマスターするのは難しい

手軽で低コストな独学ですが、デメリットも当然あります。まずなにより、占いは独学でマスターするのが相当に難しいのです。普通の人が中級クラスに到達するには、相当な根気が必要です。勉強の期間は短くて1年、普通の人なら3年は見てください。個人的には、基礎だけはどこかの教室で教えてもらい、その後で独学を始めるのが一番コスパが良いと思います。

独学だとデビューや開業のサポートが受けられない

独学だと先生や先輩がいませんので、デビュー先の斡旋を受けたり、メディアへの売り込みなどでサポートしてもらえないというデメリットもあります。なんとか占いを身につけたとしても、稼げるようになるまでもう一つ大きなハードルを飛ぶ必要があるのです。

自力でデビュー先を探すことはできるか?

大都市であれば求人を出している占いの館が常時ありますし、電話占いやチャット占いといった開業のハードルが低い業態も増えています。実際のところ、占い師は常に不足しているといった状況です。そのため独学でもデビューは可能なのですが、面接対策などの点でやはり不安が残ります。独学の場合は、SNSやココナラを使って経験値を積んでいくのが正攻法でしょう。

4.おすすめの占い学校・占い講座・占い教室

占い学校や占い講座も多々ありますが、個人的には「占い師デビューを見据えるのであれば有名な講師陣を擁する学校」「基礎が不安ならカリキュラムがしっかりした学校」を選ぶのが良いと思います。その視点からおすすめの占い学校をまとめましたので、興味のある方はご一読ください。

おすすめの占い学校・占い教室・占い講座【東京・大阪・通信教育】
占いの勉強を始めたいが、どこの占い学校・占い教室・占い講座が良いかわからない、というご相談をよくいただきます。このページでは定評ある占い学校と、私がおすすめする(信頼できる先生のいる)占い学校をご紹介させていただきます。

東京や大阪などにお住まいの方は、有名な先生の占い教室や、占い講座の門を叩くのもよいアプローとだと思います。東京では東海林秀樹先生や照葉桜子先生、林巨征先生、黒門先生、CHAZZ先生。関西では兵庫の椎羅先生や大阪・堺の梅川泰輝先生などは、占いを深く学究されており、信頼できます。

誰も教えてくれない占い学校の選び方
占い学校・占い教室・占い講座は日本中に多々ありますが、残念ながらクオリティ的に怪しいものや、単なる資格商法になっているものが大半です。何かとしがらみの多い業界のため、そういったことを教えてくれる先生や、プロの占い師も少ないと思います。

自分で占い学校を選びたいという方は、上記の「誰も教えてくれない占い学校の選び方」を参考にしてください。

無料のタロット占い講座で占いの勉強をはじめてみる

まず占いを学び始めてみたい、占いがどういったものか知りたいという方向けに、無料のタロット占い入門講座のページもご用意しました。

もちろん無料ですし、ユーザー登録なども必要ありません。タロット占いは初心者にも親しみやすい占いですから、まず占い師としての適性(占いの仕事や勉強が好きになれるか)を試していただければと思います。

タロット占い入門講座 やり方・始め方・カードの使い方
タロット占いのやり方・始め方を知りたい初心者に向けた、約15分で読める入門講座です。手技や鑑定方法のほか、おすすめのタロットカードや参考書についてもご紹介します。

また独学でタロット占い師を目指したいという方に、学習の手順や実践鑑定の方法をまとめたページ「タロット占い師になるには?」をご用意しました。こちらもご覧ください。

タロット占い師になるには?
タロット占い師になるための具体的な方法、初心者におすすめのタロットカード、タロット占い師の学校、独学での勉強法、資格や検定の必要性についてご紹介しています。

占い師デビューの方法

学校や独学で占いを学び、SNSなどで鑑定の場数を踏んで、占い師として必要なスキルを身に着けたら、次は収入を得られるようにデビューしましょう。

1.占いの館に採用してもらう

占い師としてデビューする代表的な方法です。ネットなどで占いの館を探して、求人ページ(ほとんどの占いの館は年がら年中求人を出しています)から応募して、面接(スタッフや社長による実技チェックがほぼ確実にあります)をクリアして、勤務条件や出勤日を決めて、働き始めるという流れになります。

2.電話占いのスカウトに応募する

最近増えているのか電話占いのスカウトに応募するというデビューの方法です。これは特に難しいものではなく、自分から募集をかけている会社にコンタクトをとってもよいですし、またTwitterなどで占い師を名乗って活動していれば、スカウト会社のほうから声をかけてきます。こちらも占いの館と同様に、スタッフや社長による実技チェックがほぼ確実にあります。

3.ココナラなどのスキル販売サイトでメール鑑定をする

電話占いではなく、メール占いなどを中心に副業としてデビューする方法もあります。この場合はココナラやREQUなどのスキル販売サイトで集客・鑑定・料金受領を行うケースが多いと思います。面接などが必要ないため始めやすいのですが、集客できるという保証はまったくありません。そのためSNSでの活動があわせて必要になってきます。

フリマアプリやスキル販売サイトの活用法について

スキル販売サイトやSNSで鑑定をする副業占い師さんが増えていますが、フリマアプリでの占い販売も引き続き元気です。メルカリなどでは、占いの出品(利用規約上は発送物が必要なので鑑定書販売という形になるようです)もかなり一般的になってきました。

フリマアプリやスキル販売サイトは激戦化している

フリマアプリやスキル販売サイトでの占いビジネスは激戦化しており、一部の占い師はココナラから別のサイトに流出しています。

また、占いを勉強しないで適当に鑑定書を書き散らす、なんちゃって占い師たちが少なからずおり、そういう学習コストを支払わないマーケティング専門の人たちと戦わなければなりません。詳しくは「占いの勉強をしなくてもプロの占い師になれる?」をどうぞ。

占いの勉強をしなくてもプロの占い師になれる?
占い師になるには勉強は不要? 占いをするには、当たり前ですが勉強が必要です。ところが勉強をせずに占い師として活動されている方がいます。これはどういうことなのでしょうか? ネットの自動販売を焼き直してお金を取っている手抜き...

4.SNSで活動して口コミを育てる

TwitterなどのSNSで無料鑑定からはじめて、フォロワー数が増えたところで有料鑑定に切り替える占い師さんも増えています。仕事量はフォロワーの数やSNSでの立ち居振る舞いに影響されるのですが、自分でブランド構築や価格設定を行えるので、細く長くを目指してスタートするのであれば、とても良い選択肢だと思います。もっとも、今の時代は占いの館で働くにしろSNSでの露出は必須ですので、どのみちSNSとは真剣に向き合わなくてはいけないでしょう。

デビューできたとしても勉強は続ける必要がある

占い師としてデビューするのは意外と簡単です。しかしそれは新陳代謝が激しい・長続きする人が少ないということの裏返しでもあります。たとえば、都内の有名店でバリバリ稼いでいる某先生は「同じ占いの館に勤めるのは長くても5年」と話しており、占いの勉強とリピーター作り、そしてメディアでの露出を頑張っていかなくては、そのうち行き詰まるぞということでしょう。

占い師・副業占い師として独立開業する方法

占いを勉強して、どこかでデビューして、お金をいただけば、すでにあなたは占い師です。次は収入アップや自由な生活を目指して、独立開業を狙いましょう。しかしながら、やみくもに独立してもうまくはいきません。きちんとした準備が必要です。

名乗っただけ、SNSで自己紹介しただけ、アメブロで記事を書いただけ、YouTubeで三択動画を出しただけ、では仕事は来ません…。

集客の方法を確立する

まずは集客の方法を確立する必要があります。多くの占い師さんは営業を占いの館や電話占い会社に依存しているので、鑑定客を引っ張ってくる力がありません。そのためリピーターを育て、記事執筆などでメディアでの露出を確保し、SNSでフォロワーを十分に増やしてから独立開業することになります。副業としていきなり独立開業する場合は、本業の稼ぎがあるうちに、これらを達成する必要があるでしょう。

鑑定場所を自宅・事務所・カフェなどから選ぶ

独立開業すると決めたら、次は鑑定スタイルを決めましょう。自宅で鑑定する、鑑定用に事務所を借りる、コワーキングスペースやカフェなどで鑑定を行う、などが代表的です。それぞれにメリットとデメリットがありますが、ある程度の都心に住んで、鑑定の際にはカフェを利用するという人が多いようです。鑑定用に事務所を借りるのは店を出すのと変わりませんから、ターミナル駅近くの家賃の高い場所を借りる必要があります。このため、稼ぎが安定してから手を出したほうが良いでしょう。

個人・個人事業主・法人のどれを選ぶ?

開業する際は、個人・個人事業主・法人の3形態からスタイルを選ぶことになります。多数の方はまず届け出の不要な個人で開業して、儲かり始めたところで個人事業主の届け出を出し、多角化展開を始めたところで法人成りというパターンが多いと思います。事業化すると確定申告が大変になりますが、税理士を入れるかどうかのボーダーラインは個人と個人事業主では年商800万以上、法人であれば年商1200万円以上を目安にしてください。

占い師を開業するためのハウツー本

占い師ビジネスをはじめるための本、というのもあります。少し古いのですが「誰も教えてくれない〈占い師〉の始め方・儲け方」という本がよく出来ています。占い師の業界自体が基本的には旧態依然としているので、内容はそれほど古くなっていません。

この本では、占い師になるために必要な資質・勉強・開業・経営のプロセスをざっくばらんに解説しています。即実行に移せる、というほど詳しくはないのですが、この本とネットとを組み合わせれば、大きく前進できると思います。なかでも接客や税務に関する心得は必読だと思います。

開業するにあたって法律面で気をつけること

占い師と名乗った時点で占い師ですから、開業に際して法律で制約されることは特にありません。しかし、営業に関しては法律を遵守する必要があります。例えば、ネットでの通信鑑定には特定商取引法(旧訪問販売法)による規制が適用される場合があります。これは個人でも法人でも同様で、厳格に解釈をすると鑑定業を営むサイトは概ね適用されると言ってよいでしょう。

同法では広告に関する情報(店主は誰だ、返品のルールはどうだ云々)をホームページに表示する義務があるほか、顧客に誤解を抱かせるような記述をした場合、行政処分の対象となる可能性があります。開業される際は十分に注意を払ってください。

また2019年に消費税契約法が改正され、霊感商法に強い規制が入りました。今回の改正では「霊感」という言葉がそのまま条文に盛り込まれるなど、占い業界が狙い撃ちにされている印象があります。

消費者契約法の改正で霊感商法が狙い撃ちに。スピリチュアルや占いはどうなるの?
霊感で脅して結ばせた契約は取り消し可能 2019年6月15日から、改正された消費者契約法が施行されます。今回は「霊感」という言葉がしっかり法律に盛り込まれました。 法律に関しては私の専門ではないので、各自で消費者契約法の条文...
電話占いは詐欺!?利用料金の過払い金回収サービスが誕生
電話占いの過払い金回収!? 占い業界は空前の電話占いブームですが、依存症や過度なのめり込みが問題になっています。そしてとうとう「その占いは詐欺です!払いすぎたお金を取り返します!」というサービスまでもが誕生しました。 ★上記...

詳しくは上記の記事をご参考いただきたいのですが、不安を煽って鑑定に誘導したり、霊感で壺や石を売るのは明確にアウトになったと言って良いでしょう。これからは売る方にも買う方にも法律の知識が必要ですし、お互いに納得できる良心的な商売を心がけていかなくてはいけません。

法律相談や税金の計算、医療に関する指導などは、無資格では行なえないものがほとんどです。占い師として相談されることの多い分野ですが、気をつけて開業しましょう。

開業する際にホームページを作る必要はあるか?

現在はSNSとブログだけでもマーケティング活動ができますが、メディア進出などを見据えていくのであれば、ホームページは開設したほうが良いと思います。その際は構成(使用占術、プロフィール、セールスポイント、顧客のために何ができるか等をきちんと書く)を練って、デザインのクオリティが高く、使いやすいホームページを作る必要があります。

ホームページは看板であり店構えです。占い師はお金と相手の個人情報と人生を預かるわけですから、お客さんとしてはうさんくさい場所には飛び込みたくない、というのが本音だろうと思います。富裕(高客単価な)お客さんほどそうなのは間違いないでしょう。

グーグルマップの口コミ対策は必須

自身で店舗を構えたり、カフェなどを使って間借り鑑定をする場合など、リアルスペースで鑑定をするのであれば、グーグルマイビジネスというGoogleマップ検索の付属サービスに登録するのがほぼ必須となっています。いわゆるMEOと呼ばれる対策です。

こちらは少し奥が深くなりますので、参考書として「googleマイビジネス 無料でカンタン! 儲かる飲食店に変わるGoogleマイビジネス超集客術」をご紹介しておきます。

なお、開業して電話番号やメールアドレスをネットに載せた途端、MEO対策の業者からセールスが大量に来ますので気をつけてください。一番多いのは「口コミをかわりに投稿します」「悪い口コミを消します」「評価を上げます」といったもので、これらは全てGoogleのルール違反です。お客さんが増えるどころか、検索エンジンで表示されなくなるなどの制裁を受け、お店が潰れてしまう可能性まであります。

地方都市で開業すると儲からない?

占い師も需要と供給のバランスですので、地方都市でも稼げないということはありません。むしろ大阪のように、メディアは発達していないけど競合が多くて単価が安い中途半端な大都市圏のほうが、群馬や札幌などよりも苦しいかもしれません。

ただし、本気で稼ぎたい・占い師で一生食っていきたいというなら、メディアやコンテンツ開発会社の集中している東京に出て来るべきで、これは間違いありません。ネットの発達でどこにいても仕事が出来る時代が来ていますが、コネクションを育てるためにはやはり場所が大事だと思います。

占い師になるには?Q&A

ここからはQ&A形式で、皆様からお寄せいただいた「占い師になるには」関連の質問にお答えしたいと思います。気になる占い師の資格や霊感の必要性、求められる素質などについても詳しくお話します。

Q.占い師に資格は必要ですか?

結論から言うと、占い師になるために資格や検定は必要ありません。資格を取得したとしても、全くと言ってよいほど現場で役に立ちません。占い業界への足がかりがない人が、漠然とした不安を解消するために取得するケースが多いようですが、悪徳な民間資格を履歴書に記載してしまうと、面接官にマイナスの印象を与える可能性すらあります。

占い師に資格は必要ない。通信講座などの資格を評価してくれるところはないから。むしろマイナスの印象を与えることも。資格を取るなら臨床心理士やFPなど公的なものをおすすめします。占いの勉強にはお金がかかりますから、資格商法に巻き上げられないようにしましょう。

占い学校や占い団体の資格には意味がない?

なぜ占いに資格や検定が必要ないのでしょうか。それは、占いは治療や法律相談といった免許が必要な行為ではなく、能力の基準を国家が定めているものでもないし、それらがあったからといって業務や就職転職に活用できるわけでもないからです。

各種の占い学校や団体が資格や免状、認定証を発行していますが、これはあくまで私的な団体が発行した私的なもので、持っていたからと言って何かが許可されるわけでも、現場で評価されるわけでもありません。社団法人や財団法人が発行する資格であっても同様で、資格そのものが国に認められていなければ、社会的な価値は全くありません。

そもそも日本には、占いに関する公的な資格はありません。公的なものを装っている資格は詐欺に近いと考えてください。

もっと言えば、資格を高々と掲げている団体は「怪しい」ところが多いのです。資格証明書を高額で売りつけたり、資格取得のために延々とセミナーを受けさせる悪質なところもあるようです。占い学校でお金を出して資格を取るくらいなら、ファイナンシャルプランナーや公認心理士など、占いと組み合わせられる公的な資格を取るほうが営業ツールとして何倍も有用だと思います。そして、

それでも資格があれば就職や集客に有利じゃないの…?

といった意見もあるのですが、私の目の届く範囲では、資格があったからといって就職・転職に有利になったという話は聞きません。悪徳占い団体や悪徳占い学校が次から次へと資格を発行しているので、採用担当者やお客さんも何を信じてよいのか解らないようです。

唯一役に立つ占いの資格はこれだ!

占いの資格はまったく無意味かと言うと、実はそうでもありません。役に立つ占いの資格というのも、数は少ないのですが存在します。それは、占い学校を併設した大きな占い館の発行するものです。一般社会では通用しない資格ですが、グループ企業内で就職・転職する際に活きることがあります。

また、家元制を取っている占い団体内では、所属団体内で占い師として独立させてもらう際に資格が必要ということもあります。亭号(落語家の名字みたいなもの)を使わせてもらう対価としてなら、一考してもよいでしょう。

このように、使用できる範囲がかなり狭く、コストに見合うとは言い難いのですが、占いの資格の全てが無意味というわけでもありません。

占いの資格は履歴書に書かないほうが良い?

「資格があっても困らないし、いちおう取っておくか」という気分で占いの資格を取得される方がいるのですが、一部の安価な通信教育講座などで取得できる資格を履歴書に書くと、逆に「勉強していない証拠」「業界のことがわかっていない」と受け取られかねません。学習目標として資格を取るというのは良いのですが、取得したことを公にしたり、履歴書に書くべきかは一考が必要だと思います。

占い師の仕事に役立つ本物の公的資格

このように、占い師の身分そのものを証明する資格はないのですが、取っていると占い師の仕事の役に立つ資格、というのはあります。そのうちの数点をご紹介します。

公認心理師

心理関連の資格や検定は本当にたくさんの種類があるのですが、大半は社会的にはまったく評価されない民間資格です。しかし公認心理師など国家資格として認定されている資格もあり、これは履歴書や占い師のプロフィールに記載することでメリットがあります。

ファイナンシャルプランナー

占い師をやっていると、お金の相談を受けることがよくあります。そこで活きるのがファイナンシャルプランナーです。なにより知名度が高い国家資格ということで、資格を取得して履歴書やプロフィールに記載するメリットは大きいと言えるでしょう。

宅地建物取引士

転居・引っ越し・住居購入など、不動産に関する相談も多いです。ところが不動産の世界は大変複雑なので、知識がないと相談者からの質問に答えるのは難しいものです。そのため宅地建物取引士(宅建士)は取得するメリットがあると言えます。知名度も高いことから、資格を取得して履歴書やプロフィールに記載するのも良いでしょう。

Q.独学でも占い師になれますか?

時間的な制約がない、学習コストがかからないといった理由で独学は優れた勉強法です。プロになることも十分可能です。しかし独学はそれなりに難しい点もあり、人によって向き・不向きがあります。詳しくは以下のページで解説しています。

占い師になるには独学がお得? 独学でも占い師になれる?
占い師になるには独学のほうがいい? 占い師になるには独学・学校・弟子入りの3パターンがあります。このページでは、占い師になるには独学が一番良い方法なのか、独学に向いているのはどういう人か、占いを独学するメリット・デメリットなどをお...

Q.占い師の勤務時間はどうなっていますか?

時間に縛られない自由な生き方、というイメージがある占い師ですが、占いの館勤務の場合などはサラリーマンと大差ない生活になります。朝起きて、鑑定して、帰宅しての繰り返しです。週休は3日ないしは4日というのが多いようです。

占いの館に勤務する場合、一般的には早番が10時~16時、12時~18時などで、遅番は17時~22時くらいでシフトを組むことが多いと思います。12時~21時の通しで入っている占い師さんも多数いらっしゃいます。

電話占いとリアル店舗を組み合わせているお店もあり、出勤中にお客さんがつかなければ電話占いに出たり、退勤後に自宅で電話占いに出て残業したりと、勤務態勢については一般のサラリーマンなどよりも幅が広いといえますが、勤務がダラダラと長くなりがちです。

お休みが多いようにも思いますが、土日祝日が関係ないお仕事ですので、週休3日でも年間休日数はサラリーマンより少なくなることもあります。

休日は一般的なサラリーマンと同じくらいには取れますが、すべてを自由時間に充てるというわけにはいかず、勉強したりセミナーに通うことも必要です。

また、生活費に足る売上が立っていないようであれば、電話占いなどで待機時間を増やすということになります。占い師になったからと言って、リッチで気楽な生活が保証されているわけではないのです。

それでも、特定の組織に一生を捧げなくてよい、気の合わない上司や同僚がいれば職場を変えられる、自由なキャリアプランを描けると言った、サラリーマンにはないメリットもあります。

このあたりは占い師さんごとに、独立してよかった、副業にすべきだった等、色々と意見があると思います。占い師としての生き様や、占い師を目指すということについては、高橋桐矢先生が「占い師入門」という本を書かれていますので、参考になるのではないでしょうか。

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Q.占い師の仕事に霊感は必要ですか?

霊感はあってもよのいですが、なくても問題ありません。なかには「占いは霊感がない人が神様の声を聞くツール」という人もいるくらいで、占いをきちんと勉強していれば、霊感がなくても立派に鑑定することができます。

霊感がないのに霊感があるとウソをつく占い師もいる

しかしながら、占い師としての営業面から考えると、霊感があるほうが得をするケースが多いと思います。霊感があると言うと、スピリチュアル好きなお客さんが殺到するためです。

霊感がないのに「ある」と言っている人もいますし、逆にスピリチュアル好きなお客様を避けるために、霊感があるのに「ない」と言っている人もいます。

霊感があるから良いとは、霊感がないから良いとは、一概には言えないのです。周りを見て決める必要はなく、自分に霊感があるならある、ないならないと素直にプロフィールに書いてみて、その反応を見ながら鑑定スタイルを決めていけば良いでしょう。

占い師に霊感が「ほぼ」必要ない2つの理由
霊感がないと占い師になれない? 「霊感占い」は占いの館でも人気のメニューですが、実際のところ、占い師になるには霊感がなくても「ほぼ」大丈夫なのです。具体的には、 そもそも占いは霊感のない人のための技術 霊感占いを売りにして...

占い師になるために霊感が必要なのか、技術的な面と営業的な面から調査したページもどうぞ。

Q.どの占いから勉強するべきですか?

まず大前提として、命占(占星術など生年月日から鑑定するもの)と卜占(タロット占いなど)をセットでマスターしないと、鑑定の実務に耐えるのは難しいと思います。したがって自分のメインとなる占いを、命占と卜占で一つずつ決定する必要があります。

一般的な占いには命(四柱推命など)・卜(タロットや易など)・相(人相手相など)の3種類があると言われています。占いの館や電話占いで鑑定するためには、命卜相のうち2つは身につけておきたいです。

  1. 命占に関しては、東洋占術系の人であれば気学・九星術・四柱推命・算命学を、西洋占術系の人であれば西洋占星術やインド占星術を選ぶ人が多いでしょう。
  2. 卜占に関しては、東洋占術系の人であれば易、西洋占術系の人であればタロット占いを選ぶ人が多いでしょう。
  3. 上記にプラスして、人相や手相を学ぶことで鑑定の幅が広がり、お客様からの評価も高くなるでしょう。

ここで挙げた占いは比較的学習環境が整っているので、初心者でも中級まで到達しやすいと言えます。しかしながら、実際にプロとして鑑定していくのであれば、その占いをやりたいかどうかに加えて、その占いが自分のキャラクターに合っているか、その占いに市場のニーズがあるかを考えなければなりません。

何から手を付けてよいかわからないという人は、タロット占いから始めるのが良いでしょう。学び始めるためのコストが安く、良質な参考書が一般書店で売られているからです。学習の手順や実践鑑定の方法をまとめたページ「タロット占い師になるには?」をご用意しましたので、こちらも合わせてご覧ください。

タロット占い師になるには?
タロット占い師になるための具体的な方法、初心者におすすめのタロットカード、タロット占い師の学校、独学での勉強法、資格や検定の必要性についてご紹介しています。

また大事な点として、占いには生まれた時間が必要なものと、必要ないものがあるというのを知っておいてください。一説によると、日本人の約半数は自分の生まれた時間を知りません。そのため生まれた時間の必要な占いしかできないと、鑑定客の半分はお断りするということになります。詳しくは「占いにおける生まれた時間の意味」をどうぞ。

占いにおける生まれた時間の意味
その人そのものを表すのは誕生日ですが、その人であることを決定付けるのは生まれた時間です。四柱推命や西洋占星術といったメジャーな占いの多くは、生まれた時間がわからないと鑑定そのものができないか、精度が極端に下がってしまうのです。

Q.電話占いの仕事について詳しく教えてください

電話占い一本で鑑定している人や、占いの館の勤務にプラスして電話占いを始める占い師が数多くいます。いまや電話占いはポピュラーで、占いビジネスの主流になりつつあります。最近では、占いの館も電話占いの会社と提携しており、待機時間中の占い師を電話占いに回すこともありますので、電話占いは避けて通れない道の一つになりつつあります。

売れっ子になれば、電話占いだけで生計を立てることも不可能ではありません。占いの館との掛け持ちの場合、月数万円~10万円程度を収入にプラスしている人が多いようです。

電話占いにはそれなりのデメリットもある

すき間時間を使える、自宅からできるといったメリットがあるのですが、精神的にキツいと皆さんおっしゃいます。よく聞くのは「電話で一日何時間も占いをするので疲れる」「不倫と復活愛の占いばかりでイライラする」「占い師としてのキャリアにならない」「指名が増えないと報酬が上がらない」「悪い波動を対面よりも受けやすい」といった意見です。占いの館と違って、鑑定依頼の内容が不倫や復活愛などに大きく偏る…というのも、経験者がよくこぼすことです。電話占いは秘話性の高いシステムなので、このへんは仕方ないのかもしれません。

ちなみに電話占いのワリ(占い師の取り分)は対面鑑定よりやや安くなります。東京では対面鑑定の相場が50%、電話鑑定だと35~40%程度ではないかと思います。

電話占い師として開業するためのマニュアル

電話占いについては五十六謀星もっちい先生が「はじめよう電話占い師」という大変良い解説本を出しておられますので、ぜひ参考になさってください(献本ありがとうございました)。副業として電話占いからスタートする、うまく行きそうなら専業になる、というハードルの低いアプローチの本です。

電話占いのシステム紹介だけでなく、占いジプシー対策やアゲ鑑定サゲ鑑定、お客さんの入る電話占い会社の見分け方など、話しにくいことも率直に書かれており、とても役に立つと思います。アフターメールの書き方やセルフプロモーションの提案、お客様とほ会話例なども大変参考になりました。またオーディション対策のページは珠玉の出来で、インタビューでの応答がその後の待遇やランク決定にどう影響するかが微細に書いてあります。この視点の情報は本当に珍しいと思います。

Q.占い師になるためにはどういう本で勉強するべきですか?

占い師になるためには、それなりの品質の本で学習を進めていく必要があります。コミカルな占い本では実占に必要にスキルが身につくとは言い難いです。おすすめの占い本を以下にまとめておきましたので、参考にしてください。

占い師になるためのお勧めの占い本【初心者・中級者向け】
占い師になりたいという初心者や、占いをもっと知りたいという中級者のみなさまに、おすすめの占い本をご紹介します。タロットや四柱推命など、占術ごとに選んだ信頼できる本たちです。

Q.相談者から悪い気を受けるのが怖いです。

これは占い師全員に共通する悩みです。やはり、何らかの解消法が必要でしょう。私が友人知人の占い師から聞いた解決策のうち、いくつかを紹介します。

  • 退勤後に読経する。
  • 清めの塩を使う。
  • 出勤前にペットボトルの水を買って、ずっとテーブルに置いておいて、退勤後に飲まずに捨てる。

たいていの占い師さんは仕事終わりがどうしても夜になるのですが、電話占いなどで早朝に終業するという方は、寝る前に自宅近くをぐるっと散歩するの良いと思います。

Q.西洋占術と東洋占術のどちらを学ぶべきですか?

ざっくり言うと、市場ニーズが強いのは西洋占星術やタロット占いなど西洋占術ですが、使い手もそのぶん多くなるので、競合が激しくなります。また西洋占術は西洋占星術とタロット占いがメジャーすぎるため、東洋占術の占いほど種類がなく、自分の特徴を出しにくいといった弱点があります。占いの種類は占い師の個性と直結しますから、ご自身の好みや将来設計とあわせてよく考えてみてください。

最近は東洋でも西洋でもないインド占星術や、西洋でもアストロダイス、ビブリオマンシー、ジオマンシーなどを使う人も増えています。

また「どういうタイプがどれに向いているか」という話ですが、個人的には直感タイプの人は西洋、理詰めで入る人は東洋、どちらもバランスよくできる人はインド占星術から入るほうが良いのではないかと思っています。

占いの中には生まれた時間がわからないと鑑定できないものがある

一部の東洋の占いやインド占星術は、生まれた時間が解らないとそもそも鑑定ができません。私は先輩の占い師さんから、「日本人で生まれ時間を覚えている人は半分もいない」と聞いたことがあります。したがってそういった占いをメインにすると、鑑定の現場で腕をふるえないということになります。参考までに、生まれた時間が必要な占い、生まれた時間が不要な占いを列挙しておきます。

生まれた時間が必要な占い
  • 四柱推命(※)
  • 紫微斗数
  • インド占星術(※)
  • 西洋占星術(※)
  • インド占星術(※)

(※)印は大幅な精度の低下がありますが、生まれた時間がなくてもギリギリ鑑定は可能です。

生まれた時間が不要な占い
  • 周易
  • 断易(五行易)
  • タロット占い
  • 算命学
  • 気学
  • 九星学
  • 人相
  • 手相
  • 姓名判断

Q.占い師の素質ってどんなものですか?

占い師に向いているのはどういう素質の人ですか…とよく聞かれるのですが、何より大事なのは霊感でもトーク力でも偏差値でもなく、我慢強さと社交性です。カンや常識がその次くらいでしょうか。占い師の実際の業務は「相手の話を引き出して、元気づけて、方針を決めるヒントをあげる」ことなのを忘れてはいけないですね。

とにかくストレスの多い仕事なので、我慢強い人に加えて、気分転換の上手な人も向いていると思います。

占いの現場で言われる「アゲ鑑定」と「サゲ鑑定」

よく「アゲ鑑定」「サゲ鑑定」ということが言われますが、お客さんをほめてほめてほめまくって伸ばすか、きつく叱って生き方を正すか、どちらかのスタンスで接客することが求められているわけです。

芸能界出身や水商売出身の占い師が多いわけ

カンの強さや常識はあったほうが良いに決まっていますが、またこの人と話したい、この人の話を聞いてみたい、という社交性や魅力がなければリピーターは獲得できません。会社経営者と話をしていると、弁護士や税理士の先生を選ぶ際にも人柄や話しやすさを重視するとみな口を揃えて言います。占い師であれば尚更ではないでしょうか。

こういった事情のためか、都内の一流どころと言われる占いの館では、キャバクラ出身、保険営業出身、お笑い出身の占い師さんをよく見ます。おそらく、どこの占いの館にも一人はいるはずです。

Q.占い師になれるのは何歳までですか?

年齢を気にされる方が多いのですが、占い師を目指すのであれば、何歳から始めても大丈夫です。お年を召した方には相応の人生経験とキャラクターがありますし、実際に筆者の周りでも、 還暦近くになってから占い師としてデビューして、自分のオフィスを持った方もいらっしゃいます。

ただし、占いの館での対面鑑定を主戦場にするには、若さと見た目が求められているように思います。ぶっちゃけた話をすると、都内の占いの館が中心的に求めているのは20~30代の女性占い師です。

Q.占い師の年収はどれくらいですか?

占い師は儲からないと思われがちですが、正直言ってピンキリです。

東京都内に限定すれば、平均値・最頻値とも年収300~400万円くらいではないかと思います。都内の占い館でナンバー5くらいに入れれば、年収500万円〜800万円ほど稼げるのではないでしょうか。そこにコンテンツや原稿やら各種の仕事を乗せて、一流どころの先生で年収900~1000万円くらいではないかと思います。

また電話占いなどで一日中待機できる方であれば、所属する電話占い会社にもよりますが、毎月100万円台中盤~後半を稼ぐことも可能です。ただし、相当な体力と精神力が必要になります。

そして厳しい話ですが、地方に行けば生活保護を受けながら鑑定している占い師もいるようです。

Q.占い師も税金を払う必要がありますか?

占い師も当然、税金を払う必要があります。占いの館や電話占いの会社が源泉徴収を行っていれば、占い師自身が確定申告を行って経費を損金算入し、払いすぎた税金を取り返すということになるでしょう。個人で活動する際も帳簿をつけて適切に納税する必要があります。帳簿はExcelや会計ソフトなどで十分ですが、実際の確定申告は税理士さんにお願いしたほうが安全です。売上高が1000万円ほどであれば、月の顧問料が1万円で、決算時に10万円といったところが相場だと思います。

Q.お金をとって占いをするとバチが当たると言われましたが…?

私も数度、こういう人に出会ったことがあります。占い師は神様の使いなのでお金を取るなんてけしからん、といった理屈のようです。これは占い師さんごと、流派ごとに考え方が違うので、何とも言えません。宗教がベースのところは、そういう指導をすることもあるようですが、神社やお寺でもお布施をとって祈祷をしているのに、神官や僧侶より遥かに俗な占い師がそうしてはいけない、という理屈は成立しないと思えました。

むしろ、小生が師事している香港の先生は「かならずお金を貰いなさい。お金を貰うことで商売となり、相手の人生と距離を置くことが出来ます。相手の人生と距離が置けないと言うことは、運命を変えた副作用が占い師にも及ぶということです」と話していました。

Q.株やギャンブルについての相談を受けてはいけませんか?

株やギャンブルの鑑定をするなと師匠に言われた、けしからんと人に怒られた、という話もよく聞きますが、全く問題ないと思います。これについては関連記事「占いでギャンブルや相場を見るのは禁止されている?」で詳しくご説明しているので、よろしければお目通しください。

占いでギャンブルや相場を見るのは禁止されている?
占いを株やギャンブルに使うなという占い師は結構いるのですが… 今でも「占いをギャンブルに使うなどとはけしからん。それは禁止されているのだ」という占い師が結構います。宗教上の理由であったり、師匠の教えであるというのなら尊重するのですが、本当...

ちなみに、私が若い頃にお世話になっていた鮑黎明先生(台湾と日本のハーフ)は、「台湾だと断易でみんな占ってますね。チンチロリン感覚ですよ」と大笑いしていました。

Q.占い師は不幸になったり呪いを受けたりすると聞いたのですが…?

これはデマだと言いたいところなのですが、私も何度も聞いたことがありますし、また実際の例をいくつも思いつきます。実際にどういうことが言われているか、回避法があるのかどうかを記事にまとめておきましたので、興味がある方はご覧ください。

占い師になると「孤独・早死に・貧乏」の呪いで不幸になる?
占い師は天の秘密を漏らす職業であるから、神様から罰を受けて不幸になる、という話が古くからあります。これを「漏天機」といい、「孤・夭・貧」いずれかの罰を受けると信じられています。

Q.占いのアプリやコンテンツを作りたいのですが?

LINE、Web、ネイティブアプリなどの占いコンテンツを作りたがる若手の占い師さんが多いのですが、何よりもまずコンテンツ制作会社の目にとまる必要があります。具体的には、本を出したり、テレビに出たり、占いイベントを開催したり、LINEお悩み相談室などでよい成績を収めるなどして、人より目立つ必要があるでしょう。

タレント性があると思われれば、業者の側から接触してきます。また占いの館所属であったり、名のある占い師さんのお弟子さんであれば、コンテンツ制作会社からのお誘いを受けやすかったり、師匠を通じてオファーが来たりもします。

肝心の収入ですが、ほとんどのケースではもうかりません。最近はロイヤリティが2%~5%前後になる契約が多いようですが(昔は15%くらいの契約もザラにありました)、これだと安定収入にするのは厳しいでしょう。売り上げが初月に数百万あっても、それ以降は数十万~数万円と大きく下降するコンテンツが殆どで、有名な占い師の先生であっても、コンテンツが放置されていて、月数百円しか入ってきてないという人もいます。ぶっちゃけた話、占いコンテンツは占い師として、名前を売るためのものと割り切ったほうがよいでしょう。

もちろんゲッターズ飯田さんや鏡リュウジ先生のように、大ヒットを飛ばせば相応に儲けられるのですが、占いコンテンツは内容よりも占い師の知名度勝負ですので、コンテンツがヒットするくらい有名になっているならば、占いコンテンツからの収益は、あなたの稼ぎのうちの大きくない部分になっているでしょう。

そして何より、コンテンツの世界はまったく新陳代謝がなく、20年前の一流どころの先生が未だにランキングのトップをずっと独占しています。おそらくユーザーがじわじわと高齢化しているためで、この世界でガツンと儲けるのは望み薄だと考えてください。

【まとめ】占い師になるには知識が必要・稼ぐには努力が必要

最後に、占い師になるにはどうすればよいか、気をつけるべきことはなにかをまとめます。

  1. 占い師になるには資格はいらない。
  2. 学校、教室、独学のルートがある。
  3. 占い師も商慣習や法律を学ぶ必要がある。
  4. 独学したい人は 占い師になりたい人へのおすすめ書籍 で筋の良い本を探す。

占い師になるには知識が、占い師として稼いでいくためには努力が必要です。しっかりとした学習計画・デビュー計画を立てて、占い師デビューしていただければと思います。

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