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#1809
江戸時代の墓相
ゲスト

江戸時代に「家相」が流行しても、「墓地風水」が広まらな
かった、その理由を研究したものがあった。

東北大学の先生が編者のもので、正確な本の名が出てこない
のだが、江戸時代には西岡玉金などの書いた、「墓地風水」
の本があったそうだ。
江戸時代の記録に残っている「家相、風水」の本は、三百冊
ほどあったとのこと。風水は家相として流行したが、墓相は
ほとんど広まらなかったそうだ。

昭和、平成の時代になっても、風水は家相だけに終わり、歴
史としては繰り返しとなり、墓地風水は日本では広まらない
だろうとしていた。

墓地風水が広まったのは、中国民族が住む国や、華僑が住む
土地で、それ以外は朝鮮や韓国など、東アジア地域に限定さ
れる風習だとのこと。

中国民族は、「生まれ故郷への埋葬」に、異常にこだわると
もしていた。
中国に返還される前の香港には、アメリカなどで亡くなった
中国生まれの人が、「いつかは中国の故郷に埋葬されたい」
と思って、仮埋葬されている場所があったそうだ。数万体の
遺体があったそうだ。

香港自体が重度の墓地用土地不足であり、中国に返還された
時には遺体の思いに関係なく、大部分が火葬処理をされてい
たらしい。

中国も共産党による革命の当時から、土葬をすると「農耕地
面積の減少になる」と、問題にしたそうだ。仮に十三億の人
民を、全て土葬にしたとすれば、どの程度の面積が必要なの
か、考えるだけでも恐ろしいが。

土葬と、特異な遺体処理の習慣もネックで、「遺骨信仰」と
表現される骨へのこだわりも、中国民族以外には困難な風習
としていた。
朝鮮や韓国には「小中華思想、儒家思想」が残っており、こ
れが墓地風水を受け入れ、こだわる土壌を生んだらしい。

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