作家の木内昇さんの、「タロットには核心をつかれた」という対談の言
葉から、術数学をするという先生が、普段感じている日本の占いの区
分についての、雑談で言っていたという話のことを思い出しました。
人間への関心が強いもの ・・タロット、手相、西洋占星術、など
運命への関心が強いもの ・・四柱推命、断易、六壬神課、人相、など
効果(ごりやく)への関心・・風水、方位占い、まじない、魔法、など
台湾で紫微斗数がブームになっていく過程が、台湾の民主化の文化と少
しずつ、微妙にズレながら重なるような、そんな印象があるそうです。
中国の占いは歴史的に、運命と効果が重要だったかもしれないそうです。
日本で紫微斗数がブームにならなかったのは、人間への関心が強い占い
が、すでに広まっていたから、かもしれないそうです。