図書館の本です。村上春樹さんが外国文学の翻訳をする時の、日本
語の文章、言葉などで、「翻訳には賞味期間のようなものがあるか
もしれない」と話したらしいそうですが、占いの本には同じような
感じが、もっと強いのかもしれません。
同じ出版社さんの占いの本でしたが、出版時期がちょうど10年~
15年くらい前の本と、20年~25年くらい前の本と、今の本の
3種類が並んでいて、その言葉、文章、レイアウトなどの雰囲気の
違いがすごくて、社会の変化がハッキリと現われたような感じで、
驚きました。
最初から「復刊」「新装版」とした本でも、新しい文章や解説の追
加、文章の校正をする、レイアウトを変える、堅いイメージのハー
ドカバーをソフトカバーにして、やさしい感じにするなど、いろい
ろな変更があるらしいようです。
占いの本は、占い技術の部分が重要なので、読みにくくなった少し
古い日本語でも、著者の人が亡くなった本などは、書かれた時代の
歴史や社会など、その時代の流れや環境みたいなことを考えながら
読むということでしょうか・・