明治~平成初期の占い師とその弟子たちの系図

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誰がどの占い師の弟子なのか

佐藤六龍先生の「占いを愛した人たち」を読んで、占い熱に再び火が付きつつあります。
この本は明治から昭和にかけて活躍した占い師たちの偉人伝で、技術書ではなく読み物です。

一通り読めば、古い占いの本を漁る際に「この人はこの人の影響を受けている」といった系統を考えながらお買い物ができるため、かなり役に立つと思いました。

そこで、私が知っている知識と合わせて、この本で紹介されている占い師たちの師弟関係をまとめておきたいと思います。

系図というタイトルなのに恐縮ですが、横のつながりが多すぎて、よくある樹形図形式にはしていません。また真偽不明な情報も多く、あやふやなところは「自称」「とも」としてあります。順不同です。そのうちアイウエオ順に並べます。そして収録しきれない、私が存じ上げない方については、書いておりません。そして全項目とも「など」を割愛しました。情報、お待ちしています。

高島嘉右衛門(高島易断・高島呑象とも)

小玉呑象(高島姓は名乗らず。小玉卯太郎とも)
高島徳右衛門(弟。呑象の甥とも。伝授を受けたと自称)
高島長政(長男。代講と自称。易学研究に寄稿)
柄沢正覚(呑象からライセンスを得て高島暦を製作。弟子ではない)

目黒玄龍子(人相学)

大熊光山(佐藤六龍の師)
中村文聰(佐藤六龍の師・弟子に広川量一、篠原千牧、富久純光、横井伯典など)
二代目目黒玄龍子(息子。関西に移住)

八木喜三朗

石本有孚
天道春樹
二代目目黒玄龍子(関西で協力関係、弟子とも)

阿部泰山

伊藤泰苑
緒方泰州
亀石厓風
梅川泰司(息子に梅川泰輝
見上槐山
今田名泰
緒方泰州

熊崎健翁(姓名学)

加藤大岳(のち独立)
中村文聰(のち独立)
石川雅章

園田真次郎(気学・荻野地角とも号す)

田中胎東(のちに大気現象学として独立)
小林四明(のちに法象学として独立)
田口二州(佐藤六龍の師)
山本方圓・山本光養

加藤大岳(周易)

磯田英一(易学大講座を編集)
磯田英雄(易学大講座を編集)
塚本竜泉(易学大講座を編集)
斉藤鉄夫(易学大講座を編集)
江藤幸彦(易学大講座を編集・「易の理論」所収の「筮法の確率論的基礎」著者)
加藤普品
讃井観象
柳下尚範(名著「易・占法の秘伝」)
大熊茅楊(弟子にファミ通でお馴染みの福田有宵
小林三剛
黄小娥
紀藤元之介(関西に移住。実占研究を創刊)

張耀文(透派・張明澄とも)

佐藤六龍(香草社透派)
佐藤文栞(香草社透派)
西村月秀
松下文州
阿藤秀夫(阿藤大昇に改名)
掛川掌瑛
山道帰一(香草社以降の明澄透派の中心的人物)
平岡滴宝(直門ではないが著書から影響を受けていると推測)

武田考玄(四柱推命・奇門遁甲)

池宮秀湖
陽史明(直門ではないが影響を受けていると推測)
小山内彰(直門ではないが影響を受けていると推測)

現代以降は系図的理解が困難

小生が大変お世話になり、有名占術家の先生方も若き日に門を叩いた鮑黎明先生の項目も盛り込みたかったのですが、現代では各占い師が他派他流を横断的に学ぶようになり、「師匠と弟子」ではなく「先生と受講生」といった関係が主となっています。

しぜん、系図的な関係性がほぼ消滅したと言えるため、あくまで平成初期ごろまでの分類に留めることとしました。また江戸期以前も割愛しました。とはいえ現在にも大石真行→雨宮零、といった明確な師弟関係もあるにはあるので、そのあたりだけ後年に至ったらまとめるかもしれません。

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大久保占い研究室・田中の自己紹介

少年時代から四柱推命・紫微斗数・周易・奇門遁甲などの東洋占術を愛好。立教大学大学院(経営管理学)卒業後、占いを本業の会社経営や競走馬の保有、そして日々の暮らしに活かすべく、細く長くのんべんだらりと学習を続けている。台湾の紫微斗数界や香港の若手占い師たちと交友があり、占いを通じた国際親善がライフワーク。詳しくは田中のプロフイールからどうぞ。