僧侶の沐浴・呼吸を学んで自宅でのお勤めをグレードアップ!

著者・田中(あらいちゅー)の自画像田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師田中(あらいちゅー) @araichuu Twitter

コロナで自宅でお祈りをしているという方へ

私はここ10年ほど、浅草の待乳山さん(聖天さまを祀っている浅草寺の姉妹寺院のようなところ)に毎月お参りをしているのですが、コロナ騒動でそれもできなくなってしまいました。
今は訪問しても本堂に上がれないので、読経もできなければ礼拝もできず、外の賽銭箱に小銭を入れておしまいになってしまうわけで、なんとも寂しいものです。

水平線

そんな檀信徒のみなさんのことを思ってか、待乳山さんが広報紙で「ご自宅でのお参り」と第して自宅で集中力を高めながらお祈りする方法を解説してくれていました。

具体的には僧侶が沐浴と呼吸をどうやっているのかという話ですが、あまり市販の本やネットでは見かけない情報なので、思わず読み込んでしまいました。

僧侶の沐浴

お祈りの前に沐浴をすることで集中力が高まるそうです。具体的には、蹲踞の姿勢(お相撲さんが向かい合う前にやっているやつですね)から右足→左足→右肩→左肩→頭上の順で水をかぶるそうです。水かぁ~と思ったのですが、体調を考慮してお湯でも良いとのこと。私は風呂で真似してみることにします。

僧侶の呼吸

精神統一には姿勢と呼吸法が大事だということで、背筋を伸ばしてアゴを引いて、口からゆっくり吐いて鼻からゆっくり吸うという呼吸法が紹介されてました。続いて、天台宗の「数息観」という座禅の方法についても書かれており、また私のような素人が自宅でできるようにアレンジも紹介されていました。これも、やってみたいです。

待乳山さんの広報紙はネットから全て読める

こういう事前の準備や作法が入ると、不思議なもので安心できるというか、自宅でもお寺にいるような気分になるものですね。人間というのはけっこう、段取りが好きな生き物なのかもしれません。

こうした貴重な情報満載のこの広報紙、ご祈祷やご寄進をした人には印刷物が毎月自宅に送られてくるのですが、待乳山聖天さんのホームページにも掲載されているので、今月号もそのうちアップされるのではないかと思います。上記の沐浴法と呼吸法についても、詳しくはそちらをご覧くださいね。

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