これってどんな占い? 近藤龍雄師の「焦氏易林」が復刻されました!

著者・田中(あらいちゅー)の自画像田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師田中(あらいちゅー) @araichuu Twitter

あの「焦氏易林」が現代に蘇りました

帰宅すると大きな郵便物が。東洋書院様から、なんと「焦氏易林」の献呈本をいただきました!感謝です😊

焦氏易林(東洋書院)

「焦氏易林」とは一体どんな占いなのか

「焦氏易林」がどんな本で、どんな占いなのかを超ざっくり乱暴に例示すると、易版のアガスティアの葉のようなものです。

六十四卦を六十四卦に変じさせると、乗じて4096の卦が得られます。その4096卦のそれぞれに四言絶句の漢詩が配当されており、この漢詩からインスピレーションを得て占うわけです。

易をやられている方ならピンと来るかと思いますが、筮竹で占うなら本筮法や四遍筮法を使わねばならず、プロの占い師が分単位の仕事を求められる鑑定の現場でやるには、ハードルの高い占いです。実際は、八面体サイコロを使うことになるのではと思います。

そして、得られた漢詞を読みこなすには、漢文や漢籍の素養が必要なのが究極的に頭の痛いところです。自分もさっぱりついていけません。せめて和訳になっていれば…と思うのですが、その唯一の和訳本がこの本で、長く絶版となって世に埋もれていたのを、喪失寸前に林晃徳先生と東洋書院さんが再販してくださったという次第です。

難しいけれど大きな可能性を感じる一冊

これを実占で使うなら、一度師伝を仰ぎたいなと思いました。自由闊達に使えるようになったら、占い師として得るものが大きそうです。

どうしてそう考えたのか、詳しくは林晃徳先生の序文をぜひ。この序文だけでも、大変な価値がある本だと思います。本体価格13,000円と少しお高い本ですが、皆様の書棚に加える価値のある一冊だと思います。

Amazonでも販売されていますが、早く欲しいという方は占術の専門書店さんに頼むか、東洋書院さんに直接注文されてはと思います。

https://www.toyoshoin.com/

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