田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師
スピリチュアル・ダウジングによる鑑定
スピリチュアル・ダウジングとは?
ダウジングは「人間の予知能力を発揮させるもの」というのが私の理解ですが、そこにスピリチュアルな神性、霊性も介在すると考えています。易者が易神を信じて、占いの前に香を炊くのと感覚的には同じです。
※ダウジングの原理については「ダウジングの原理はエネルギー? 予知能力? 潜在意識?」のページをご覧ください。
したがってスピリチュアル・ダウジングとは、ダウジングを科学的なアプローチとして見るのではなく、霊性の存在に介助してもらいつつ、潜在能力を発揮させるものと理解することです。
ペンデュラムにスピリチュアルな霊性を託す
では、どうやってダウジングに霊性を託すのでしょうか。そのポイントは「真摯さ」と「言霊」ではないかと思います。
まず真摯さですが、例えば水道工事業者の皆さんはダウジングロッドを使って地中の水道管を探していますが、ぱっと見、そこに霊性があるようには感じません。しかし、それでも感応を得られるのは、仕事に対して真摯であるからでしょう。
そして言霊についてですが、探知したい目的が明確であるというのが言霊を引き寄せていると考えます。つまり、課題の設定がしっかりと言語化されているということです。言語化されている以上は、そこに言霊が宿るのです。
競馬であろうと、水道管であろうと、失せ物であろうと、ダウジングの鑑定の際には目的の言語化と精神統一が必要です。そのために「ダウジングの神様」もしくは「自分を守ってくれている存在」を意識したり、ペンデュラムやなにかに神性を仮託したりして、祈りを捧げるのは有意義なことだと思います。
中身のないダウジング鑑定はやはり当たらない
「ADE 651」というのをご存知でしょうか。これはイギリスの企業がダウジングロッドを爆弾探知機だとして軍隊に売りつけたという事件です。
爆弾探知機としては案の定使いものにならず、イギリスではやや大きな騒ぎになったようです。これを使っていた警備員(?)さんは、自分がやっているのがダウジングなのか、センサーによる探知なのか、よくわかっていなかったと思います。というより、おそらくセンサーであると考えていたでしょう。これでは真摯さや明確な言霊を備えていたとしても、意味を成しません。
スピリチュアル・ダウジング
このことからも、やはり自身がダウジングをやっていると自覚して、真摯な姿勢で、明確な探知目標を意識することは、ダウジングをするにあたって必要だと言えるでしょう。
その真摯さと言霊を手に入れるために神性や霊性を介在させれば、それはスピリチュアル・ダウジングと言えると思います。ダウジングによる的中を繰り返すたびに、ペンデュラムに感謝の念を捧げるという行為でも良いと思います。一度、易者が易神を敬うのと同じ心持ちで、鑑定をされてみてはいかがでしょうか。
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