中国で未知の古代占星術が見つかる

中国で春秋戦国時代の占星術が発掘された!

先日中国で刊行された竹簡集(発掘された竹簡の内容をまとめたもの)に、現存していない未知の占星術についての記述があると新華社電を受けたAFPが伝えています。

清華大学の竹簡

これは清華大学が所蔵する竹簡にまとめられていたもので、記事を読むと名称だけ入っている・断片が少し入っているという感じではなく、占いの技術体系がある程度まとめて残されているような雰囲気ですね。

※上記画像は後述する清華大学のサイトから転載しました。

どんな占星術なのか?

報道では触りしかわかりませんが、AFPの記事を引用すると、

「四時」には毎月1、4、7、10、14、17、20、24、27日の星回りと雲や雨、風などの季節現象が詳しく書かれており、占星術用語や星の運行、季節の変化が一つの体系を成している。現代に伝わる文献の記載と大きく異なっており

と書かれています。これだけでは何とも、という感じですが、27という日を使うところから考えると、月の運行を基準にしたものでしょうか。

また当の清華大学のサイトにはもう少し詳しい内容が載っています。こちらも引用しておきます。

《四时》与《司岁》连续编号,抄写在同一卷。《四时》详细列举每月一、四、七、十、十四、十七、二十、二十四、二十七日的星象和云、雨、风等物候,并将一年分作三十七时,其中星象术语又多分为青、玄、白、赤四种,分别对应四象东方青龙、北方玄武、西方白虎、南方朱雀之一。该篇星象术语、运行变化自成体系,与《史记·天官书》等传世天文类文献颇有不同;所载物候与《礼记·月令》、《大戴礼·夏小正》、《吕氏春秋》以及《淮南子》的《天文》《时则》等也互有异同。而《司岁》篇则历述太岁运行一周十二岁所值之辰及其吉凶占断,是目前所见最早的记载太岁十二岁名的文献,可与《尔雅》、《史记·天官书》、孔家坡汉简《日书》等文献相比照。

これは占い界の革命なのか?

未知の古代占星術というと、ムーやMMRが大好きな私はついつい過度な期待をしてしまうのですが、冷静に考えれば歴史に淘汰されてしまった占星術で、現行の四柱推命や紫微斗数と違ってその後研究発展や現代化がなされていないわけですから、ある意味洗練されていないプリミティブな占星術と言えそうです。

なので「この占いを学べば世の中のことはすべてわかるんじゃ!」「失われてしまった古代人の超叡智じゃ!」といったようなことはないと思います。とはいえ、新しい占いのアイデアや、現在の占いを補足するパーツとしては使えるかもしれません。中国にも日本にも術数関連の古代文献の研究者がいますので、その発表を気長に待ちたいと思います。

反面、これを過度に取り上げて商業化する人も出てくるでしょうが、そこにはあまり期待せず、占いマニアとして今後の楽しみにしたいですね。

清華大学の竹簡集は日本でも手に入るぞ!

ちなみに清華大学の竹簡集は日本の中国書専門店でも手に入りますので、腕に覚えのある方はご自身で研究されるのも楽しいのではないでしょうか?

占い
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田中(あらいちゅー)の自己紹介

少年時代から四柱推命・紫微斗数・周易・奇門遁甲などの東洋占術を愛好。立教大学大学院(経営管理学)卒業後、占いを本業の会社経営や競走馬の保有、そして日々の暮らしに活かすべく、細く長くのんべんだらりと学習を続けている。台湾の紫微斗数界や香港の若手占い師たちと交友があり、占いを通じた国際親善がライフワーク。詳しくは田中(あらいちゅー)のプロフイールからどうぞ。

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