二十四節気の定めかたには定気法と恒気法の2種類がある

二十四節気は定気法と恒気法で日付が違う?

新年、立春、旧正月ときて完全に旧年が抜けきった感じがあります。このなかの立春は二十四節気の一つとして、占いに手を染めていない方もテレビや本などで見聞したことがあるのではないかと思います。

季節と暦

この二十四節気の定め方ですが、実は定気法と恒気法の2種類があります。しかも困ったことに、それぞれで計算結果が違うのです!

定気法(実気法)とは?

今現在、一般に使われているのは定気法という方式です。これは黄道(天球上の太陽の通り道)を角度で24分割するやり方で、西洋占星術的に表現すれば、春分を0度とおくと15度が清明になるといった具合です。空間を分割するので空間分割法とも言われます。

恒気法(平気法・常気法)とは?

もう一つは恒気法と言われるもので、1年間の時間の長さを24等分する方式です。1年を365.2422日とすれば、これを24分割すると1節気は15.22日となります。あとは冬至を起点として、15.22日、30.44日、45.66日を含む日を節入り日として計算します。時間で分割するので、時間分割法と呼ばれることもあります。

なぜ計算法が2種類あるのか?

計算法が2種類あるということは、計算の結果もそれぞれ違うと言うことです。地球の公転軌道は楕円形になっているため、太陽が15度を通過するのに要する実時間は季節(太陽と地球の位置関係)によって異なります。このため、定気法と恒気法では計算結果が一致しなくなります。だいたい1日強の差となり、これだと占い的にも馬鹿になりませんね〜。

定気法と恒気法はどちらが正しいの?

季節というのはあくまで太陽と地球の位置関係から生まれるものなので、素直に考えれば空間を分割した定気法のほうが二十四節気を定めるのに相応しい気がします。
なので占い師は定気法の暦で頑張りましょう!アジャース!という話で済めばよかったのですが、実は定気法では東洋占術で使用する太陰太陽暦をうまく作暦できないという重大なバグがあるのです。
これを説明するには中気がどうのとか天保暦がどうのとか作暦のやり方がどうのとかを解説しないといけないのですが、乱れた生活のせいで完全に忘れてしまったので割愛します。興味のある方はWikipediaの2033年問題というページを参照してくださいね。
また暦そのものや暦の歴史に関しては、佐藤政次先生の分厚い本が古本で安く手に入るので、パラパラめくってみるのも楽しいと思います。

占い
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田中(あらいちゅー)の自己紹介

少年時代から四柱推命・紫微斗数・周易・奇門遁甲などの東洋占術を愛好。立教大学大学院(経営管理学)卒業後、占いを本業の会社経営や競走馬の保有、そして日々の暮らしに活かすべく、細く長くのんべんだらりと学習を続けている。台湾の紫微斗数界や香港の若手占い師たちと交友があり、占いを通じた国際親善がライフワーク。詳しくは田中(あらいちゅー)のプロフイールからどうぞ。

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