四柱推命とは何か ― その特徴を簡単に

著者・田中(あらいちゅー)の自画像田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師

四柱推命とは何か?

四柱推命の本

このページでは、四柱推命とは何かを簡単にご説明します。そして、当たる占いなのかどうか、占い方についてなど、その特徴と基礎知識をまとめてゆきます。

四柱推命の特徴

四柱推命とは、干支暦と呼ばれる中国のカレンダーを用いた占いです。個人の性格や適職、相性といった基礎情報の鑑定に強いのですが、なにより毎年の運勢の良し悪しを的確に判断できるのが特徴です。大運と呼ばれる10年単位の運勢を占うパーツと(10年単位かは異論があります)、年運と呼ばれる毎年の運勢を占うパーツを複雑に組み合わせて判断していきます。

四柱推命の占いかた

自分の生年月日、そして生まれた時間を干支暦に変換し、そこから陰陽五行のエネルギーバランスを推し量って鑑定していきます。

四柱推命とは当たる占いなのか?

四柱推命は東洋占術の中でも当たりやすい、切れ味が鋭いと言われています。それは、四柱推命から派生した占いが多数あることからもわかります。みなさんがテレビやネットで見ている占いのうち、少なくない部分が四柱推命から派生したり、四柱推命と共通のパーツを用いて鑑定しています。四柱推命は、ある程度まで熟達した鑑定士であれば、十分に運命を言い当てられるものです。

四柱推命の学習は難しい?

学習を進めるためには東洋占術の基礎的な知識が一通り必要であり、また四柱推命の基礎を身につけるために、更に深い学習が必要です。学習の難易度は高いと言えるでしょう。

四柱推命の初心者向け入門書

富永祥玲先生・大石眞行先生の「はじめてでもよくわかる! 四柱推命」(説話社)を推薦しています。新書版サイズで税込み1080円という大変お手軽な本なのですが、東洋占術の基礎知識から実際の占い方まで、しっかりと解りやすく書かれています。

四柱推命の歴史

続いて、四柱推命の歴史をざっくりとまとめます。

四柱推命の歴史

1100年代に中国・南宋の徐子平が運命学に関する旧説を整理発展させ、四柱推命の礎を作ったと言われています。1200年代に入ると「淵海子平」という書が登場し、さらに1300年代に「滴天髄」という書が出てきました。

現代の四柱推命家は、この「滴天髄」に「窮通寶鑑」、そして「子平眞詮」を加えた3書を最重要視しているため、この3書が四柱推命の基礎的な文献だとされています。

四柱推命の歴史(日本編)

いっぽう日本では、江戸時代に仙台の儒学者・桜田虎門が長崎経由で四柱推命を日本に輸入しました。しかし彼の本には誤訳が多く、数多くの異説や誤説を生み出したと批判する人もいます。

近現代に入ると京都の阿部泰山が四柱推命をはじめとした中国占術の研究を進め、台湾から文献を持ち帰るなどして活躍します。阿部泰山の打ち立てた泰山流は、その後も高弟たちの手によって研究が進められ、いくつかの派に分裂しつつも、一大流派として現代に続いています。

昭和に至って張耀文(張明澄)が登場し、本場台湾の門派占術という旗印をもって、佐藤六龍と日本透派を立ち上げます。透派の占術理論や成立過程には疑問の声もあるのですが、日本のなかで一大流派となり、簡明で理論的な占いを普及させた功績はとても大きいものでした。

昭和末期から平成初期ごろには、鮑黎明などの占術研究家が東洋書院・国書刊行会などから占術書を出版し、専門書籍が一般流通するようになります。そして平成期から令和期に至り、本場台湾の四柱推命を再度輸入する流れが興ります。山道帰一・田中要一郎などの若手占術家が台湾書の翻訳出版を進めています。

四柱推命のまとめ

  • 四柱推命とは、干支暦と言われる中国のカレンダーを用いた占いです。生年月日と生まれた時間を干支暦に変換し、そこから陰陽五行のエネルギーバランスを推し量って鑑定していきます。
  • 個人の性格や、毎年の運勢を的確に判断できます。
  • 四柱推命は東洋占術の中でも当たりやすい、切れ味が鋭いと言われています。
  • 学習を進めるためには東洋占術の基礎的な知識が一通り必要であり、難易度は高いと言えるでしょう。

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