【台湾中国茶修行の旅】意翔村茶業で高山茶と東方美人を…

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台北で東方美人を買うなら「意翔村茶業」

実質一泊二日のせわしない台湾の旅。 あまり時間がないので、今回は友人達との会食と、お茶屋さん巡りにフォーカスして回っています。空港からホテル(今回は城市商旅にしました)にタクシーで向かい、荷物を置いたらまたタクシーへ。 新生南路にある意翔村茶業へと向かいます。

意翔村茶業

店構えは…どう見ても問屋さんですね。茶芸館や、観光客向けのお茶屋さんではないです。ややハードルが高いのですが、気にせず入店。

おじさんたちに混ざって、鑑定形式でお茶を買う

店に入ると、常連らしきオジサン2人が、語り合いながらお茶を飲んでいます。

一見のリーベンレンは完全に放置プレイなので、オジサンたちに「店長さんはどこですか?」とヘタクソな北京語で質問。するとオジサンの1人が店の奥に入って、老板を呼んできてくれました(通じてよかった!)。

店長さんは、これまた優しそうなオジさん。
「どんなお茶をお探しですか」と言われるので、 高山茶と東方美人を探していると一言。 「入ると取りあえずダーッとお勧めを持ってきてくれる」と聞いていたので、あまり細かい指定はなしに、店長さんにお任せします。

鑑定杯

暫く待って出来たのは…なんと鑑定杯!
蓋碗でササッと入れてくれるのかと思いきや、です。

茶葉の入った鑑定杯に、お湯をひとさし。茶葉が開いたら、真鍮製?アルミ製?のスプーンを差し出してくれます。このスプーンを茶水に漬けて、嗅いで香りを調べた後に、手元の小さな飲杯に茶水を移して、味を調べるわけですね。

長時間湯に浸しても雑味が出ない

東方美人と高山茶、高い方と安い方、それぞれ2種類ずつ試してみます。

湯に漬けっぱなしなわけなので、当然青味や雑味が出てきて、渋さもワッときて飲めたもんじゃなくなる、と思うのですが、双方とも時間が経っても雑味が少なく、味のバランスが崩れません。 香りも上々、良いお茶であることは解ります。

あれこれ思案した挙げ句、東方美人の安い方(100グラム300元)と、高山茶の高い方(100グラム1000元)をお買い上げ。 1000元あれば、林華泰茶行でけっこうな高山茶が1斤(600g)は買えますが、茶壺で丁寧に入れると、どこまで旨くなるのか大変楽しみです。

機械摘みが最良ということもある

ちなみに、日本に帰ってから東方美人を茶壺で入れてみたところ、6~8煎経ってもバランスが崩れず、旨いまま味が薄くなっていく、素晴らしいお茶でした。

そして余談ですが「これらは全て機械摘みですね。さらに値段が上がると手摘みになるのですか」と聞いたところ、 「うちは機械摘みをお勧めしているよ。お茶というのは、収穫に適した時間帯というのがあって、2時間くらいしかないんだ。手摘みだと、その時間内に摘みきれないから、沢山の人で一気に摘まないと、味が落ちるんだよ。だから、手摘みで質のよいお茶は本当に高くなる。しかし、機械摘みで質の良いお茶は、とてもリーズナブルになるんだよ」 と教えてくれました。

機械摘みとは思えないくらい雑味がないので、たしかにこれが一番よかろう、という気がします。 ちなみにここの店長さん、親日的というか、日本人だということで大変気を遣ってくれ、 「中国の中国人と、台湾の中国人は違うからね。 安心してね」 と、優しくほほえみかけてくれました(当時は反日暴力デモが大盛り上がりだったので)。

今回は東方美人と高山茶でしたが、このお店の名物は古典美人という青茶らしいので、再訪しないといけません。というわけで、次回もまた来ます!

意翔村茶業 住所:新生南路一段161巷6-2号
(ミンシンファンから歩けないこともないです)
※駅からは結構歩くので、タクシーをお勧めします。
営業:09:30~18:30らしいです。 休業:日曜日とのこと。