占い師になると「孤独・早死に・貧乏」の呪いで不幸になる?

著者・田中(あらいちゅー)の自画像田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師田中(あらいちゅー) @araichuu Twitter

「漏天機」で占い師が背負うカルマ

占い師は大変

占い師は天の秘密を漏らす職業であるから、神様から罰を受けて不幸になる、という話が古くからあります。

これを「漏天機」といい、「孤・夭・貧」いずれかの罰を受けると信じられています。とはいえ真偽も根拠も不明なので、呪いやカルマといってもいいかもしれません。

私はだいぶ前に台湾の占い師さんから聞いたような気がしますが、東洋占術の世界ではけっこう有名な話です。

また「算命」「洩漏天機」などで検索してみたところ、華語圏では未だに同様のことが言われているようです(話の真剣度はわかりませんが)。

孤・夭・貧の3不幸

「漏天機」で襲いかかってくる「孤・夭・貧」の3不幸。それぞれ解説すると以下の通りです。

孤(孤独)

まずは「孤」ですが、これは孤独ということです。

有名な占い師の死に際は孤独なものが多く、たしかになあと思い当たる人がけっこういます。

とはいえこれは占い師の独身率が高い(職場で異性との出会いがない)ことなど、呪いというより構造的な問題があるのかもしれません。

夭(早死に)

続いて「夭」ですが、これは夭折(早死)という意味です。

こちらも思い当たる例がいくつかあるのですが、佐藤六龍先生や内藤文穏先生などは長命されましたから、これも人それぞれという気がします。

個人的には不規則な勤務スケジュールや深夜労働など、占い師の生活習慣に問題があるように思います。

貧(貧乏)

最後の「貧」ですが、これは読んで字のごとく「貧乏」ということです。

本格的に占いを研究し、占い専業で頑張っている先生には、たしかに生活が豊かでないという方もいます。

とはいえ、これは学究生活の代償のようなものですし、日本国では博士号を取ると貧乏になるという話もあるくらいですから、占い師だけというのもさすがに無理がありそうです。

信憑性はイマイチだが実際の例が思い当たる

このように「漏天機」の罪というのは信憑性が今一つではあるし、孤独・早死に・貧乏のそれぞれに理由も思いつくのですが、実際の例がすぐに(しかもけっこうたくさん)思い当たるため、占い師はみな少し警戒しています。

また「いずれかの罰を受ける」という言い伝えではありながら、ふたつ、もしくは全部受けている人も、具体的に複数思いついてしまいます。

香港の師匠はこう言っていた

私が風水と人相を習った香港の師匠は「鑑定したら少しでもいいから占いをしたらお金を貰え」と言っていました。これはいたずらに他人の運命を弄ぶのではなく、仕事としてやっている、本人から頼まれてやっていると、天に釈明するためです。

実際に「趣味で調子こいて占いまくっていたらひどい目にあった」という人の話を聞いたことがありますし、私も占いができると周りにふかしまくっていたころは薄幸でした。

結論として占い師はどうすべきか?

結論として、占い師や占いファンは他人の人生に手を突っ込んでいるわけですから、良くなるにしろ悪くなるにしろ、何らかの反動はあっても不思議ではないし、その覚悟をもって鑑定することが大事なのだと思います。

そこから考えると、(学究のためではなく)アクセス稼ぎで芸能人などをブログで占いまくっている先生方は大丈夫なのかと心配になってしまうのですが…。

占い師になるには?

占い師になるにはどうすればよいか、占い師というのはどういう仕事か、現役占い師の立場から解説するページ「占い師になるには」を作りました。こちらもご覧ください。

占い師になるには? 占いを一生の仕事にする方法
占い師になるには、占い学校で学ぶか本で独学するのが一般的です。その後はSNSで無料鑑定をして腕を磨き、占いの館や電話占いのオーディションを受けてプロデビューする人が多いです。タロットや手相、姓名判断や気学、九星術などから学びはじめるのが良いでしょう。

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