厄払いや厄除けは必要・不要?~占い師たちはどう考えているか

著者・田中(あらいちゅー)の自画像田中(あらいちゅー), 馬主で大家で占い師田中(あらいちゅー) @araichuu Twitter

厄払いは必要なのか不要なのか?

占い業界にいてもいなくても、「今年は厄年だから病気になった」「今年は厄年だから仕事がなくなった」といった厄年の話をよく聞きます。実は私も、きのう明治神宮で厄払いをお願いしてきました!

厄払いは不要なのでしょうか。必要なのでしょうか。
いるという人もいますし、いらないという人もます。
厄年自体に科学的な根拠はないと思いますが、周りを見渡すと「確かになにか起こっているなあ」と思うことが多いのではないでしょうか。

このあたり「厄年は人間が経年劣化していくに従ってガタがでやすい年だから、神様仏様に守ってもらって切り抜けましょう」という、寺社仏閣の言い分には、やや説得力があるように思います。

占い師たちは厄払いに通っているのか

運勢と開運のプロである占い師たちを見渡してみると、厄払いに行っているのは半分くらいではないかな…と思います。その半分も前厄・後厄はパスして、大厄の時に行っているくらいの感じです。

占い師は日々せっせとパワースポットに通ったり、開運法を試したり、自分の運勢を研究したりしていますから、他でやることはやってるしそこまで重要ではないですよ、と思っているのかもしれません。

私はどうしているかというと、実は厄年以外にも「調子が悪いなあ」という時に厄払いに通っています。ガタがきやすい年だという理屈が正しいなら、それには個人差があるだろうと思うからです。働きすぎたり、動きすぎたりした人は、ガタが早めに出るのが自然ではないかな、と。

実は、神社では厄年以外でも厄払いを受け付けてくれます(すべての神社がそうだとは限りません)。除災招福というメニューを別に立てているところもありますが、厄年以外でも、厄払いを試されてはいかがでしょうか。

厄払いにおすすめの神社・お寺は?

おすすめと言いながら、関東だけの話で申し訳ないのですが、厄払いはすべて明治神宮でお願いしています。
それも、平日朝の人が少ない時間に訪問します。

700人も入る大きな神楽殿で、ごく少数(一回だけですが、数人で貸し切りみたいな状態のこともありました)の祈願者に対して儀式をやってもらえるので、これなら忙しい神様も手を尽くしてくれるのではないか、なんて勝手に思っているからです。

明治神宮はかなり気分の良い空間なので、リフレッシュするための入場料だと思えば初穂料の五千円(もっと出そうと思えば出せます)も安いものです。清正の井戸をぶらついて、ランチを食べて帰るくらいでも十分に楽しいので、行楽として試してみられてはどうでしょうか。

明治神宮のご祈祷(厄払い)は、本殿に向かって右側にある、神楽殿で30分ごとに受け付けてくれます。式次第は15分くらいです。予約も不要、詳しくは上に紹介した明治神宮のサイトを参照してください。

2019年の男女別の厄年について

さっそく厄払いに行ってみたい、という方のために、2019年の厄年をまとめておきます。数え年だとややこしいので、西暦にしておきました。厄年の設定は全国どこでも大体同じだと思いますが、一応、ご参考までに…。

男性の前厄→1996年生まれ・1979年生まれ・1960年生まれ
男性の本厄→1995年生まれ・1978年生まれ・1959年生まれ
男性の後厄→1994年生まれ・1977年生まれ・1958年生まれ

女性の前厄→2002年生まれ・1988年生まれ・1984年生まれ・1960年生まれ
女性の本厄→2001年生まれ・1987年生まれ・1983年生まれ・1959年生まれ
女性の後厄→2000年生まれ・1986年生まれ・1982年生まれ・1958年生まれ

※男女とも厄年は一生に9回がポピュラーですが、女性だけ数えの10代から60代にわたって、全12回も厄年が設定されていることがあるため、そちらも記載しておきました。厄年がどうしてその年に設定されているのかは諸説ありますが、大体は仏典由来、数字の陰陽、忌む・忌まない等によるようです。

2020年の男女別の厄年について

ついでに、2020年の厄年について書いておきます。

男性の前厄→1997年生まれ・1980年生まれ・1961年生まれ
男性の本厄→1996年生まれ・1979年生まれ・1960年生まれ
男性の後厄→1995年生まれ・1978年生まれ・1959年生まれ

女性の前厄→2003年生まれ・1989年生まれ・1985年生まれ・1961年生まれ
女性の本厄→2002年生まれ・1988年生まれ・1984年生まれ・1960年生まれ
女性の後厄→2001年生まれ・1987年生まれ・1983年生まれ・1959年生まれ

…というわけで、厄年を過度に恐れず、かといって気は抜かず、行楽の一環くらいのお気持ちで、厄払いでリフレッシュされてはいかがでしょうか!

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